クライアントが頭おかしくてイライラする!
もう絶対一緒に仕事したくない!
イライラしない方法とか、そもそも頭おかしいクライアントに出会わない方法ないの?
このようなお悩みを持った方へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
理不尽なクライアントに会った場合の対策
— モリ|Web系フリーランス (@MockRoll) July 22, 2022
・1秒でも早く縁を切る
・感情的にならず、冷静に反論
・フリーランス相談窓口を利用
それ以前に、そもそも理不尽なクライアントを避けるのが大事
・クライアントの評判は、事前に調べてから契約すること
・取引前に条件など話し合って、証拠を残すこと
理不尽なクライアントに会った場合の対策
・1秒でも早く縁を切る
・感情的にならず、冷静に反論
・フリーランス相談窓口を利用それ以前に、そもそも理不尽なクライアントを避けるのが大事
・クライアントの評判は、事前に調べてから契約すること
・取引前に条件など話し合って、証拠を残すこと
- 頭おかしいクライアントに対し、イライラしなくなります。
- 頭おかしいクライアントに対し、適切な対処ができるようになります。
- 未然に対策を知ることで、頭おかしいクライアントを避けられるようになります。
頭おかしいんじゃ?クライアントにイライラしない対策3つ
本記事でいいたいことは、以下の2点です。
- 頭おかしいクライアントからの依頼はハッキリ断ろう
- それ以前に、頭おかしいクライアントとの出会いを未然に防ごう
発注側と受注側の立場は対等です。
そのため受注側から依頼を一方的に断っても、失礼にはあたりません。
それ以前に頭おかしいクライアントと出会わないよう、未然に対策しましょう。
本記事では、頭おかしいクライアントに焦点をあて、
- 出会わないための未然の対策
- 出会ってしまったときの対処法
などについて解説しています。
頭おかしいクライアントに苦労したことのある方は、ひとつの参考にしてください。
頭おかしいクライアントの具体例
本記事でいう「頭おかしいクライアント」。
具体的には、以下のようなものを指します。
その①:仕事のわりに報酬が少ない
その②:返信が異常に遅い
その③:暴言・威圧のようなメッセージ
その④:作業途中でのドタキャン・退会
それぞれ解説します。
その①:仕事のわりに報酬が少ない
極端に安い報酬で仕事を依頼するのは、頭がおかしいクライアントの代表格です。
低報酬の代表格としては、クラウドソーシングです。
狂気の沙汰ともとれる、破壊的な額で募集をかけるクライアントを見かけます。
また平均的な報酬に見えても、求められる理想が極端に高いケースもあります。
修正などかかる手間を考慮すると割に合わず、まさにブラック労働です。
仕事を行う上でもっとも揉めるのが、この金銭面なのは間違いありません。。
その②:返信が異常に遅い
返信が異常に遅いクライアントも、時として頭おかしいクライアントに分類されます。
納期が迫っているのに、修正の返事が数日、一切来ません。
そして納期ギリギリで、ようやく返事が来たことがありました。
また、
今日~明日納期で仕事できますか?
大至急、返信お願いします!
といったメッセージを一方的に送ってきます。
それにすぐ返信するものの、そこから数日返信がないことも。
その③:暴言・威圧のようなメッセージ
暴言や威圧のようなメッセージも、頭おかしいクライアントの特徴です。
具体的には、以下のようなものです。
「〇〇しないと、お支払いには応じません」
「~ことであれば、あなたには今後一生、仕事は依頼しません」
「もっと優れた人材だと思っていました」
発注側の立場を活かしていたり、受注者を攻撃するようなメッセージです。
このような言葉遣いをするクライアントは、基本的に頭がおかしいという認識で差し支えありません。
その④:作業途中でのドタキャン・退会
作業の途中でドタキャンを申し出るクライアントもいます。
もちろん作業途中までの時間分の報酬も発生しません。
また納品のため連絡しようとしたら、クライアントが退会しているケースもあります。
これは主にクラウドソーシングなどで見られます。
仕事を発注しておいて、報酬も払わずドタキャン。
労働分の報酬もなし。
どう考えても頭がおかしいといわざるを得ません。
頭おかしいクライアントにイライラしない対策3つ
頭おかしいクライアントに出会っても、イライラしては損です。
イライラすることは、エネルギーのムダ使いだからです。
そのエネルギーは、他のことに使ったほうが有意義です。
この章では、頭おかしいクライアントにイライラしない方法を以下のとおり紹介します。
その①:冷静に原因を考える
その②:クライアントに期待しない
その③:感情的になったほうが負け、と心得る
その①:冷静に原因を考える
イライラしないためには、まず冷静に原因を考えましょう。
- クライアントは何がしたくて、理不尽な対応をとるのか?
- クライアントの身に、どんな事情があったのか?
- どんな発言や行動が気に食わなかったのか?
理不尽かつ頭のおかしいクライアントは、何かしらの原因をもとに行動しています。
まずクライアントは何をしたがっているのか。
どういった経緯で理不尽な発言や行動に至っているのか。
いちいち感情的にならず、まずは冷静に原因を分析してみましょう。
そうすることで、より的確な突破口が見つかります。
その②:クライアントに期待しない
クライアントに期待しないことも、イライラしないための対策です。
イライラするということは、「相手に期待している」ということです。
クライアントに「常識」や「フツーの感覚」がある前提で考えているから、イライラします。
「〇〇するのが常識でしょ!」
「〇〇なんだから〇〇だろ、フツー!」
といった具合です。
なので、一切の期待や前提を捨てることです。
あ、この人は世界線が違う。
だから、なに言ってもダメだ。
相手が頭おかしかったら、まずこう考えることで、冷静になれます。
そもそも戦うフィールドが違う人だと認識しましょう。
その③:感情的になったほうが負け、と心得る
取引においては、感情的になったほうが負けです。
これを心得ておくことが大切です。
理由はいくつかあり、以下のとおりです。
- 怒ったあなたも、「頭おかしい人同然」とされるから
- 冷静で的確な反論もできなくなるから
頭おかしいクライアントに対し、感情のままに怒っているようでは、同類です。
怒る人は、ただの「話し合うことができない、威圧的な人」だからです。
感情のまま怒ると、相手は諦めて身を引く場合もあります。
しかしそれは根本的な解決になっていません。
ましてや相手もつられて感情的になった場合、収拾がつかなくなります。
そうなるとまさに「貴重な時間と労力のムダ使い」です。
とはいえ、あなたの時間やお金など財産を守るためにも、ときに反論は必要です。
その際は、あくまで冷静に淡々と反論するのがベターです。
しかしここで感情的になると、的確な反論もロクにできなくなります。
このように怒りは何も役立ちませんし、損するだけです。
したがって感情的になったら負けです。
反論するなら、あくまで冷静にすることです。
頭おかしいクライアントを未然に防ぐ方法
対策よりそもそも、頭おかしいクライアントと出会いたくない。
という方もいるでしょう。
この場合、未然に対策を行うことで出会う確率を下げられます。
この章では、頭おかしいクライアントを未然に防ぐ方法を以下のとおり紹介します。
その①:クライアントの評価や評判を事前に確認する
その②:受注前に綿密にコミュニケーションをとる
その③:最初のやりとりで合わないと感じたら、取引しない
その④:フリーランスエージェントを活用する
その①:クライアントの評価や評判を事前に確認する
クライアントの評価や評判は、受注前に確認しましょう。
ここで面倒だからと確認を怠ると、そのクライアントが頭おかしい可能性もあるためです。
いまやTwitterなどSNSをはじめ、OpenWorkなどでも評判を調べられます。
貴重なお金と時間を取引する相手です。
事前にしっかり調べてから受注するのは、もはや常識です。
その②:受注前に綿密にコミュニケーションをとる
受注の前に、綿密にコミュニケーションをとりましょう。
こうすることで、後々のトラブル防止にもつながるためです。
受注前の綿密なコミュニケーションとは、以下のようなものです。
- 自身のプロフィールに「作業途中のキャンセル不可」など記載する。
- 取引前の段階でもそれを再度確認し、証拠として残しておく。
- 契約書を用意する(相手が用意してくれていたらそれでOK)。
事前に約束を交わすことで、「言った言わない問題」をなくせます。
また、しっかり証拠に残すことで、
さすがにいい加減なことはできない。
証拠が残ってるからな…。
このように、相手にある種のプレッシャーをかけられます。
受注前のコミュニケーションが不足するから、クライアントは頭おかしい行動に出ます。
綿密に話し合って、証拠に残してから、取引をはじめましょう。
その③:最初のやりとりで合わないと感じたら、取引しない
最初のやりとりで合わないと感じたら、取引しないことも手です。
何事においても「第一印象」や「直感」は、当たることが多いからです。
- クライアントの仕事の依頼文の丁寧さ
- 初めてのやり取りでのニュアンスや内容
- Web面談などでの対応
このあたりは気にしておきましょう。
この段階で合わないと感じた場合、その後長く続く可能性は低いです。
もちろん例外もあります。
第一印象だけがいい場合もあります。
逆に悪いのは第一印象だけ、という場合も。
しかし相手の印象は、第一印象で決まることは事実です。
最初の悪い印象はなかなか消えません。
なのでちょっとでも合わないと感じたら、取引はやめておくこと。
頭おかしいクライアントを未然に防ぐために、大切なことです。
その④:フリーランスエージェントを活用する
フリーランスエージェントを活用することも、未然対策として有効です。
万が一理不尽なことが起きた場合、エージェント側が守ってくれるからです。
クラウドソーシングにも通報機能はありますが、身を守るためにはあまり役に立ちません。
そもそも頭おかしいクライアントは、クラウドソーシングに多い印象です。
直営業となると、言わずもがなすべて責任は自分にあります。
口論も裁判も、自分で行わなくてはなりません。
その点フリーランスエージェントなら、専門アドバイザーに相談できます。
そもそも、頭おかしいクライアントの案件の取扱が少ないです。
フリーランスエージェントはさまざまあります。
個人的におすすめなのはポテパンフリーランスです。
レバテックフリーランス:登録者数、業界認知度ともにNo1。手厚く丁寧なサポート体制にも定評があり、満足度は90%以上。
ポテパンフリーランス:他のエージェントに比べ、スキルや経験が少ない人にも紹介可能な案件数が多い。対応エリアは主に東京・大阪、リモート案件も充実。
MidWorks:会社員なみの福利厚生。サポートも丁寧で手厚い。
頭おかしいクライアントと出会ったときの対策
どのように未然に対策しても、頭おかしいクライアントに出会うときもあります。
そんなときの対策として、以下のとおり3つご紹介します。
その①:途中終了を依頼する
その②:感情的にならず、反論する
その③:フリーランス相談窓口に相談する
その①:途中終了を依頼する
頭おかしいクライアントに出会ったら、なるべくすぐに途中終了を依頼することです。
言い換えるなら、1秒でも早く関係を断ち切りましょう。
我慢してズルズルと関係を続けることで、うまく利用されて終わりです。
あなたの時間とお金が一方的に減り、ストレスが溜まり続けます。
いくらお金が必要でも、体が資本です。
ストレスは、体をむしばみます。
頭おかしいクライアントとは、1秒でも早く関係を断ち切ることです。
そのためにも、真っ先に途中終了を依頼することが大切です。
その②:感情的にならず、反論する
お金や時間を守るため、頭おかしいクライアントと戦わなければならないケースもあります。
その際は感情的にならず、あくまで冷静に反論することが大切です。
こちらが感情的になって、相手もつられてキレた場合、収拾がつきません。
また感情的になることで、的確な突破口も見えなくなります。
反論はあくまで、冷静に意見を伝えることがキモです。
いかなる場合でも、感情的になってはいけません。
情報を武器にし、冷静に淡々と主張し、反論することが大切です。
その③:フリーランス相談窓口に相談する
頭おかしいクライアントと1対1の状況になっても、「フリーランス相談窓口」なるものがあります。
フリーランスや個人事業主といった、弱い立場の人を守る機関のこと。
もし口論しても納得いかない場合、気兼ねなく相談しましょう。
フリーランス相談窓口は、さまざまあります。
迷ったら、以下2点に相談すれば間違いないでしょう。
頭おかしいクライアントに萎縮する必要はありません。
泣き寝入りする必要もありません。
おかしいと思ったら、すぐに相談しましょう。
まとめ:大切なのは、双方が対等に仕事をすること
以上、頭おかしいクライアントの具体例やイライラしない方法、事前や事後の対策についてご紹介しました。
フリーランスとして大切なのは、お互いが対等な立場で仕事をすることです。
「クライアントから言われたことには必ず従わなければならない」などということはありません。
適切に事前対策をとり、頭おかしいクライアントと出会わないことが第一です。
もし出会ってしまったら、早い段階で縁を切ることが大切です。
もし何かあっても、一人で悩む必要はまったくありません。
フリーランス相談窓口などを積極的に活用しましょう。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。