案件が途切れて無収入になった。
いまは貯金を切り崩して生活してるけど、この先どうしたらいいだろう…?
と悩むフリーランスの方へ向けた記事になります。
本記事を書いている僕は、現役3年目のフリーランスです。
そんな僕の経験をもとに、無収入になったときの考え方や対策をまとめましたので、参考にして下さい。
フリーランスで無収入になったら
— モリ|フリーランスWebライター (@MockRoll) March 25, 2023
・稼ぐか
・楽しむか
どちらかにエネルギーを使おう
無収入=仕事がない=時間がある
その時間を思いっきり楽しんで、またがんばって稼げばOK
「どうしよう」と悩んでいるだけ、エネルギーのムダ使い#駆け出しエンジニアと繋がりたい #フリーランスと繋がりたい
フリーランスで無収入になったら
・稼ぐか
・楽しむか
どちらかにエネルギーを使おう無収入=仕事がない=時間がある
その時間を思いっきり楽しんで、またがんばって稼げばOK
「どうしよう」と悩んでいるだけ、エネルギーのムダ使い
- フリーランスの無収入状態から脱却できます。
- 無収入による不安を和らげ、ドンとかまえることができます。
フリーランスが無収入になったらどうする?【稼ぐか楽しむの2択】
タイトルどおりですが、本記事で言いたいことは以下のとおり。
フリーランスが無収入になったら、
- 新たに稼ぐ
- 仕事がない状態を楽しむ
の2択しかない。
「無収入で不安。どうしたらいいんだ…。」と悩むのは、エネルギーのムダ使いだからです。
そのエネルギーは、稼ぐか楽しむかの「行動」に使ったほうよっぽど有意義なのは間違いありません。
フリーランスが無収入になってしまう原因
フリーランスが無収入に陥ってしまう原因は、大きく以下のとおり。
その①:ひとつのクライアントに依存してるから
その②:スキルや実力が足りていなかったから
その③:クライアント都合で発注が中止されたから
それぞれご紹介します。
その①:ひとつのクライアントに依存してるから
ひとつのクライアントに依存していることが原因のひとつです。
シンプルに、そのクライアントからの依頼が途切れたら無収入になるからです。
案件が途切れるフリーランスほど、ひとつのクライアントに一点集中している傾向にあります。
その②:スキルや実力が足りていなかったから
スキルや実力が足りておらず、案件が途切れてしまうパターンです。
要は「クライアントが求めるクオリティで納品できない」ということ。
また「スキルや実力」には、以下も含まれます。
- 納期を守っているか
- 日頃のコミュニケーションがうまく取れているか
これが微妙だと、クライアントは別のフリーランスに発注するようになります。
つまりは実力主義。フリーランスのデメリットでもあります。
その③:クライアント都合で発注が中止されたから
クライアント都合で、無収入になってしまうパターンもあります。
クライアント側にも当然、「都合」というものがあります。
予算的に発注が厳しくなったり、そもそも発注が不要になるなど。
一定期間続いた案件が、この先もずっと続く保証はありません。
フリーランスが無収入で不安になる理由
無収入になることで「不安」になってしまう理由は大きく以下です。
その①:貯金がジワジワと底をつくのが恐怖だから
その②:何かしてないと気が済まない性格だから
それぞれ見ていきます。
その①:貯金がジワジワと底をつくのが恐怖だから
貯金の底がジワジワと迫ってくる恐怖が、不安の要因のひとつです。
とくに日本人は貯金気質のため、「貯金=精神安定剤」のように考えます。
そのため貯金を切り崩すことで、だんだん精神的に不安になってしまいます。
その②:何かしてないと気が済まない性格だから
フリーランスの中には、「何かしてないと気が済まない性格」の方もいます。
「ヒマな時間があるなら、少しでも作業や仕事をしたい」と考えるストイックなタイプです。
たしかに人間は、「ヒマな時間が7時間以上続くと幸福感が薄れる」とも言われます。
ヒマで悶々と悩むよりも、何かしら行動したほうがいいでしょう。
フリーランスが無収入になったらやること7つ
無収入になってしまったら、悩むのではなく、行動あるのみです。
解決のための具体的な行動は、以下の7つです。
その①:クラウドソーシングで仕事を受注する
その②:フリーランスエージェントを活用する
その③:企業に直接営業を行う
その④:自分で何かしらのサービスを始める
その⑤:会社員やフリーターになる
その⑥:仕事がない状態を楽しむ
その⑦:絶対に自分を責めない
それぞれ解説します。
その①:クラウドソーシングで仕事を受注する
クラウドソーシングを活用して、仕事を探す方法です。
低単価の案件が目立ちますが、無収入で悩んでるよりは使ったほうがいいでしょう。
何かしら仕事をこなすことで、「実績」としてカウントされるためです。
また、新しく仕事を見つけるハードルはもっとも低いです。
無収入になる前より、いいクライアントに出会える可能性もあります。
筆者のおすすめは、ベタですがクラウドワークスです。
ある案件が途切れたり、時間に余裕ができたとき、利用しています。
その②:フリーランスエージェントを活用する
フリーランスエージェントを活用して、仕事をする方法です。
面倒な営業を代行してもらえるうえ、仕事が途切れないようスケジューリングもしてもらえます。
また近年では、充実した福利厚生が受けられるエージェントも存在します。
実際に僕が利用して「良い」と思ったエージェントは以下のとおりです。
その③:企業に直接営業を行う
企業に直接営業して、仕事を獲得する方法です。
クラウドソーシングやフリーランスエージェントに比べ、受注の難易度はすこし上がります。
しかし引かれる手数料がないので、高い報酬を得られるでしょう。
企業へ直接営業をする方法としては、以下が挙げられます。
その④:自分で何かしらのサービスを始める
自分で何かしらのサービスを始め、お金を稼ぐ方法です。
何かしらのサービスとは、たとえば以下のようなものです。
- ブログで情報発信してアフィリエイト収入を稼ぐ
- YouTubeで情報発信して広告収入を稼ぐ
- 音声メディアで情報発信する
- メルマガを配信する
- 自身で何らかのWebアプリを開発する
- せどりを始めてみる
このように、クライアントに頼らなくても稼ぐ方法はたくさんあります。
クライアントワークに疲れているなら、挑戦してみる価値はあるでしょう。
その⑤:会社員やフリーターになる
会社員やフリーターとして復帰する方法です。
フリーランスとして一定期間、自発的にがんばってきた実績があれば、復帰はかんたんです。
会社員やフリーターになれば、よほどのことがない限り無収入になることはありません。
ただ時間の自由や、人間関係からの開放はなくなる点はデメリットです。
以前の記事、会社員に戻るフリーランスってどう思われる?【←実績次第】でも紹介しています。
その⑥:仕事がない状態を楽しむ
「仕事がない」ということは、そのぶん「時間がある」ということです。
どうせなら、その時間を思いっきり楽しむことがおすすめです。
旅行に行ったり、家の中でできる娯楽を楽しむのもいいでしょう。
いくら仕事がなくて不安でも、「収入がない」と不安になるのは、エネルギーのムダ使い。
その負のエネルギーは、楽しむことに使ったほうがよっぽど有意義です。
その⑦:絶対に自分を責めない
無収入になっても、自分を責めてはいけません。
自分を責めると「自信」が減って、できることもできなくなるからです。
無収入になって自分を責めたくなったときこそ、自己肯定感を高めることが大切です。
無収入になって時間が余ったら、そのぶん思いっきり楽しんで、自分を癒すこと。
気が済んだら、またイチからがんばって稼げばOKです。
フリーランスがこれから無収入にならないための対策
フリーランスとして、無収入状態を避けるための対策は以下のとおりです。
その①:複数のクライアントから仕事を受注する
その②:実績になる働き方をする
それぞれ見ていきましょう。
その①:複数のクライアントから仕事を受注する
複数のクライアントから、仕事を受注するようにしましょう。
ひとつのクライアントから多額の報酬をもらっていても、その案件が中断されればとたんに無収入だからです。
つまり複数のクライアントから少しづつ報酬を得ているほうが、無収入のリスクは減らせます。
基本的にフリーランスは、仕事の中断が起こりやすいことを覚えておきましょう。
その②:実績になる働き方をする
これから無収入にならないためには、「実績になる働き方」にこだわることも大切です。
「実績」さえあれば、新たな仕事を取るのがかんたんになるからです。
要するに「実績」さえあれば、無収入状態に恐怖を感じなくなります。
「実績になる働き方」とは、主に以下です。
- ブログやYouTubeなどでコツコツ発信を積み上げる
- 「実績使用OKの仕事」を探して受注する
いくら「実績にならない仕事」をがんばっても、もし案件が途切れたら、手元に何も残りません。
フリーランスなら、「実績になるかどうか」はしっかり吟味したほうがいいです。
その③:クライアントを大切にして信頼を築く
無収入状態を避けるには、日頃からクライアントを大切にして、信頼を築くことが大切です。
どんなに時代が変わっても、「ビジネスは信頼で成り立つ」ことは変わりません。
どんなにまじめに仕事しても、切られるときは切られるし。
みたいな態度は、「必ず」相手に伝わります。
クライアントがお金を払ってくれる以上は、しっかり感謝しつつ、丁寧に対応しましょう。
それが難しいなら、自分でサービスをやることです。
まとめ
以上、フリーランスが無収入になったときの心構えや、原因などをご紹介してきました。
記事の内容をまとめると、以下のとおりです。
- 無収入で悩む時間とエネルギーは、「稼ぐ」「楽しむ」のどちらかに使おう
- 無収入の原因は、ひとつのクライアントへの依存や実力不足
- 無収入になったら新たに仕事を取るか、自分でサービスをやること
- 無収入のときこそ、自分の無力さを責めるようなことをしてはいけない
- 日頃からクライアントとの強固な信頼を築いていくことが大切
無収入になるとジワジワ貯金が減っていくので、不安な気持ちになるのは仕方ありません。
しかしここで不安になったり、自分を責めたりするのは逆効果です。
無収入の原因はあなただけでなく、クライアント都合のケースもあります。
悩むことより、「稼ぐ」「楽しむ」などの行動に、そのエネルギーを使ったほうが有意義です。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。