エンジニアにプライベートはない?勉強ばかり?【人による】

悩む人

エンジニアって休日返上で勉強しなきゃならないの?
プライベートはないようなもんなの?

と疑問をもった方へ向けた記事になります。

先日のツイートです。

エンジニアはべつに休日返上で勉強する必要ない

ひとえにエンジニアといっても

・趣味で休日もプログラミングする方
・とくに業務で必要ないため、勉強しない方
・今後のキャリアのために勉強している方
・業務についていけず、勉強せざるを得ない方

など様々

この記事を読むメリット
  • エンジニアにもちゃんと休日はあることがわかり、安心できます。
  • 強制的に勉強しなければならないエンジニアの特徴がわかります。
  • 効率のいい勉強法がわかり、仕事もプライベートも両立できます。
目次

エンジニアにプライベートはない?勉強ばかり?【人による】

エンジニアってプライベートも勉強ばかり?【←人による】
  • 「エンジニアはプライベートでも、勉強ばかりしている」
  • 「プログラミングを趣味でやるような、オタク気質の人が多い」

エンジニアに対し、このようなイメージを抱く方は多いかと思います。

しかし本記事で言いたい結論は、以下のとおりです。

勉強しているかどうかは人による。
なので「エンジニアはプライベートでも勉強」ということはない。
ただ、勉強はしたほうが人生の選択の幅は広がる。

エンジニアの勉強量に不安を感じている人は、ぜひ参考にしてください。

エンジニアは必ずしもプライベートで勉強する必要はない

エンジニアは必ずしもプライベートで勉強する必要はない

結論、エンジニアは必ずしもプライベートで勉強する必要はありません

ひとえにエンジニアといっても、業種や業務内容は多岐にわたるからです。
勉強が必須のエンジニアもいれば、そうでもないエンジニアもいます。

たとえば会社員エンジニアの場合、業務にさえ支障なければ、ある程度プライベートは自由です。

またインフラ系のエンジニアの方なら、一度技術を習得すれば、継続的な勉強を強いられることも少ないです。

もしくは開発系のエンジニアでも、開発言語が固定だった場合、その言語と使い方さえ覚えればいいでしょう。

とくにモダンな言語や技術に触れない企業であれば、都度知識のアップデートを強いられることもありません。

このようなことから、「エンジニア=必ずプライベート返上で勉強しなければならない」とは限りません。

結局のところ、人によるのが現実です。

エンジニアがプライベートでも勉強する理由

エンジニアがプライベートでも勉強する理由

エンジニアがプライベートでも勉強する理由としては、以下が挙げられます。

その①:プログラムが楽しいし好きだから
その②:ゆくゆく副業や独立などを考えているから

それぞれ解説します。

その①:プログラムが楽しいし好きだから

その①:プログラムが楽しいし好きだから

理由1つめは、プログラムが楽しいし好きだからです。

多くの方がイメージしているとおり、エンジニアはプログラム好きが多いです。

この手の方々にとって、プログラミングは趣味のようなもの。
そのため、とくに「勉強している」という自覚もありません

実際のIT企業の現場ではエンジニア同士、最新の技術やコードの美しさに関する話で盛り上がっていたりします。

そのため休日にもかかわらず、

  • 何かしらのサービスやアプリを趣味で作る
  • 技術に関する資格などの勉強をする

といった行動をとります。

その②:ゆくゆく副業や独立などを考えているから

その②:ゆくゆく副業や独立などを考えているから

ゆくゆく副業や独立を考えているエンジニアも、休日に勉強している傾向にあります。

副業や独立をする場合、いま企業で使っている技術のみでは足りない可能性が高いからです。
もっと幅広く、さまざまな言語や技術を利用することになります。

「プログラムが好き」というより、今後のキャリアプランをしっかり考え、対策として勉強してる感じです。

エンジニアには、このような「意識の高い方」も一定数います。

強制的にプライベートで勉強しなければならないエンジニアの特徴

強制的にプライベートで勉強しなければならないエンジニアの特徴

「エンジニアがプライベートでも勉強するかは、人による」と、前述しました。

つまり「人によってはプライベートでも勉強しなければならない」ということ

勉強しなければいけないエンジニアとは、以下です。

その①:エンジニア歴1年未満の新人
その②:最新技術をつかう会社に勤めている人
その③:なかなか開発業務をやらせてもらえてない人

それぞれ見ていきましょう。

その①:エンジニア歴1年未満の新人

その①:エンジニア歴1年未満の新人

経験1年未満の駆け出しエンジニアは、最初の1年はプライベート返上で勉強する必要があります

勉強しなければ業務についていけず、支障が出る可能性が高いからです。

いくら転職前に独学やスクールでがんばっても、未経験者と実務のレベルは大きく異なります。

そのためエンジニア歴1年未満の方は、最初の1年程度はプライベート返上での勉強は必要です。

その②:最新技術をつかう会社に勤めている人

その②:最新技術をつかう会社に勤めている人

最新技術をつかう会社に勤めている方も、プライベート返上で勉強する必要があります。

「最新技術をつかう会社」とは、主にWeb系自社開発企業などに多い傾向です。

IT技術のトレンドは、コロコロと変わります。
新技術や言語は、次から次へと出てくるからです。

その最新技術をどんどん取り入れる企業の場合、そのつど勉強しなければなりません。

その勉強の時間はもちろん業務中はとれないため、プライベート返上を余儀なくされます。

その③:なかなか開発業務をやらせてもらえてない人

その③:なかなか開発業務をやらせてもらえてない人
悩む人

IT企業に就職して1年経つけど、エクセル作業とかテストとか、雑用ばっかり。
なかなか開発業務をやらせてもらえない…。

という方も、プライベート返上で勉強したほうがいいでしょう。

そうでもしないと、いつまでも開発業務に携われることはないからです。

この場合「開発業務をやりたい」という意欲を上司にアピールする必要があります。

しかしそのアピールも、それなりの技術がないとうまくいかないものです。
なので、プライベート返上で勉強する必要があるのです。

せっかくエンジニアなら勉強した方が人生の幅は広がる

せっかくエンジニアなら勉強した方が人生の幅は広がる

エンジニアがプライベート返上で勉強するかは、人によります。

ただ、勉強はした方が人生の幅や選択肢は広がります

その理由を以下のとおりご紹介します。

その①:付加価値を付けられるから
その②:単価の高い仕事を受注できるようになるから

その①:付加価値を付けられるから

その①:付加価値を付けられるから

エンジニアは実力主義です。
勉強したことや経験したことが、そのまま付加価値になりやすいです。

たとえば業務ではインフラ系をやりつつ開発系の技術を独学で勉強していれば、「両方できる」と話せます。

また使用言語や使用ツールも、増えれば増えるほどスキルシートが充実します。
たとえ広く浅くでも書いてあることが多いほうが、パッと見「おぉ~」となりやすいもの。

このような付加価値を増やせることこそが、エンジニアの醍醐味ともいえます。

付加価値があれば転職、副業、独立、起業など、さまざまなところで重宝します。

その②:単価の高い仕事を受注できるようになるから

その②:単価の高い仕事を受注できるようになるから

エンジニアであれば勉強した方が、単価の高い仕事を受注できるようになります。

勉強や経験を重ねるほど、スキルシートに書けることが増えていくからです。

スキルシートが充実していれば、人材価値も高いと評価され、単価も上がります。

時給が上がれば働く時間を減らせるので、好きなことに使える時間を増やせます

その状態がつくれれば、人生の幅も広がるものです。

エンジニアが効率よくプライベートで勉強する方法

エンジニアが効率よくプライベートで勉強する方法

エンジニアとしてプライベート返上で勉強するなら、効率よく勉強したいもの。

この章では、エンジニアが効率よく勉強する方法を以下のとおり紹介します。

その①:目的をもって必要な部分だけを学ぶ
その②:睡眠時間を削ってまで勉強しない

その①:目的をもって必要な部分だけを学ぶ

その①:目的をもって必要な部分だけを学ぶ

効率よく勉強する方法1つめは、目的をもって必要な部分だけを学ぶことです。

たとえば、「掲示板のようなWebサービスを作りたい」とします。

それなら「掲示板のようなWebサービス」を作るために必要なことだけを学びましょう

「とりあえず勉強しとこう」みたいな意識で勉強するのは、効率が悪いです。

勉強はあくまで手段。
なにを目的に勉強するのかハッキリさせてから、必要部分だけ勉強しましょう。

その②:睡眠時間を削ってまで勉強しない

その②:睡眠時間を削ってまで勉強しない

睡眠時間を削ってまで勉強することはおすすめできません。

睡眠時間を削ると眠気のせいで頭も冴えず、本業に支障が出るからです。

それに勉強した内容は、睡眠中に脳に定着するものです。
睡眠時間を削って勉強したところで脳への定着もしにくくなり、効率も下がります

7~8時間は、睡眠時間を確保しましょう。

まとめ

まとめ

以上、エンジニアがプライベートで勉強する理由や、強制的に勉強しなければならないエンジニアの特徴をご紹介しました。

記事の内容をまとめると、以下のとおりです。

本記事のまとめ
  • エンジニアがプライベートで仕事しているか否かは、人による。
  • 業種や形態でも異なるため、必ずしも必須ではない。
  • しかし最初の1年や、最新技術をつかう会社の場合、プライベート返上の勉強が必要。
  • エンジニアとして働いているなら、勉強した方が人生の幅が広がる。

エンジニアは必ずしもプライベート返上で勉強しているとは限りません。

  • 趣味で休日もプログラミングする方
  • とくに業務で必要ないため、勉強しない方
  • 今後のキャリアのために勉強している方
  • 業務についていけず、勉強せざるを得ない方

など、さまざまです。

ただエンジニアなら、勉強して付加価値をつけることで、人生の選択肢や幅が広がります。

必須ではありませんが、必要に応じて無理なく勉強し、エンジニアとしての価値を高めていくことが大切です。

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