
エンジニアって一生勉強とか言うけど、本当?
正直ずっと勉強とかしたくないんだけど。
とお考えのエンジニアの方へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
エンジニアはずっと勉強とか言われるけど、そうでもない
— モリ|Web系フリーランス (@MockRoll) September 10, 2022
本当に勉強に耐えなきゃいけないのは、最初の1年
概念とか基礎とか
あとは言語の入れ替えや、転職で勉強は必要
でも一つ言語まともに使えれば習得はかんたん
あとは言語の性格・独自の機能さえ抑ればOK#駆け出しエンジニア #フリーランス
エンジニアはずっと勉強とか言われるけど、そうでもない
本当に勉強に耐えなきゃいけないのは、最初の1年
概念とか基礎とかあとは言語の入れ替えや、転職で勉強は必要
でも一つ言語まともに使えれば習得はかんたんあとは言語の性格・独自の機能さえ抑ればOK
- 気持ちをラクにして、エンジニアを目指すことができます。
- エンジニアがずっと勉強と言われる本当の理由がわかります。
エンジニアはずっと勉強しないとNG?【←定期的にでOKです】


「エンジニアはずっと勉強しないとNGなの?」と疑問をもつ方も多いと思います。
しかし結論、本記事で言いたいことは以下です。
ずっと勉強など必要なく、定期的に必要に応じてやればOK。
勉強が必要なのは、エンジニアに限った話じゃない
本記事では、ずっと勉強が必要と言われる理由や、本当に勉強が必要なタイミングになどもまとめています。
これからエンジニアを目指すにあたって、参考にしていただければと思います。
エンジニアはずっと勉強と言われる理由


一般的に、「エンジニアはずっと勉強」と言われる理由は以下です。
その①:知識やスキルが「必須」の職種だから
その②:新たな技術がどんどん生まれるから
その③:たまに言語の入れ替わりが発生するから
その①:知識やスキルが「必須」の職種だから


エンジニアは、知識やスキルが「必須」の職種です。
世の中には、知識やスキルが「付加価値」となる仕事もあります。
たとえば一般事務にスキルは必須ではないですが、Microsoft関連の資格があれば優遇されます。
しかしエンジニアの場合、知識やスキルがないとまともな仕事ができません。
知識やスキルが必須=勉強が必須となるため、一生勉強と言われます。
その②:新たな技術がどんどん生まれるから


現代のIT業界は、言語や技術の流行り廃りが激しいです。
今トレンドの言語や技術を覚えても、半年~1年後にはトレンドが入れ替わる可能性が高いです。
そのためいくら勉強してもキリがなく、一生勉強と言われます。
たしかにエンジニアとして最新技術に興味をもつのは大切なことです。
しかし、稼ぐ上で必ずしも必須ではありません。
常に最先端の技術を必須とする企業もあるのかもしれませんが、ごく稀です。
その③:たまに言語の入れ替わりが発生するから


そう多くあることではありませんが、たまに言語の入れ替わりが発生します。
「今使ってる言語はPHPだけど、これから徐々にRubyに変更していきます」といった具合です。
そうなればせっかくPHPに慣れてきたとしても、Rubyの勉強を強制されます。
しかしひとつの言語をまともに使えれば、他の言語の習得はかんたんです。
実際エンジニアがずっと勉強する必要もない理由


実際エンジニアがずっと勉強する必要もない理由は以下です。
その①:どの言語も基礎は共通しているから
その②:実務=勉強のようなものだから
その③:新たな技術を使うか否かは現場によるから
その①:どの言語も基礎は共通しているから


モダンな言語が必要になろうが、言語の入れ替わりが発生しようが…
その都度ゼロから勉強する必要はありません。
どのプログラミング言語でも、基礎的な部分は共通しているからです。
たとえば電子レンジはピンキリでいろいろありますが、結局できることは以下です。
- 温める
- ワット数や時間を指定して温める
- 解凍する
- オーブン加熱する
プログラミング言語も同じです。
どんな言語でも、だいたいできることは以下です。
- 文字や数字の出力
- if(条件分岐)
- for・while(繰り返し)
- 関数
- 変数
- 配列
そのため、ひとつの言語さえまともに使えれば、新たな言語の習得も怖くありません。
その②:実務=勉強のようなものだから


ずっと勉強する必要もない理由2つ目が、実務=勉強のようなものだからです。
そのため、「1時間しっかり勉強した。さて、今から仕事だ」というニュアンスではありません。
実務を通じて試行錯誤して、問題解決能力を鍛えていくものです。
エンジニアにとって、どんな独学やスクールより、現場の実務こそ最大の勉強です。
そのため、業務時間外ではたいして勉強しないエンジニアもたくさんいます。
その③:新たな技術を使うか否かは現場によるから


ずっと勉強する必要もない理由3つ目が、新たな技術を使うか否かは現場によるから。
常にモダンな最先端技術を使う企業なら勉強は必要ですが、実際そのような企業はごく稀です。
エンジニアとして最先端技術に興味を持つのは大切です。
しかし大した目的もないのに「最新だからとりあえず勉強しとこう」というのも時間のムダです。
必要に応じて勉強すればOKでしょう。
エンジニアが勉強しなきゃいけないタイミング


エンジニアが勉強しなきゃいけないタイミングは主に以下です。
その①:最初の1年
その②:言語や環境の入れ替わりが発生した時
その③:転職したり案件が変わった時
その①:最初の1年


エンジニアを目指すなら、最初の1年はどうしても勉強に耐える必要があります。
知識を0→1の状態にするのが、もっとも大変なフェーズです。
- プログラミングとは何か
- どんなことができるのか
- プログラミングの基礎的な考え方
- 他の言語や技術との関連性
- 業務システムやゲーム、アプリはどう作られてるのか
- データベースって何か
- フレームワークって何か
とにかく覚えなければならないことが果てしなくあります。
ここで耐えきれず挫折する人が多いのです。
ひととおり覚えてしまえば、その後の知識の習得は一気にラクになります。
最初の1年は、歯を食いしばってがんばりましょう。
- TechAcademy:規模・知名度No1。転職保証はJava限定で32歳まで。


- TECH BOOST:挫折させないサポートが特徴。完全未経験向け。


- DMM WEBCAMP:かのDMMグループ。卒業後の即戦力にこだわる。


- ポテパンキャンプ:カリキュラムはWeb系、提携企業も自社開発がメイン。


その②:言語や環境の入れ替わりが発生した時


企業や案件によっては、たまに言語や環境の入れ替わりが発生します。
そうなれば、入れ替わる言語や環境の勉強を強いられることになります。
とはいえひとつの言語や環境をまともに使えれば、共通している部分は多いため習得は容易です。
あとは言語の性格や、独自の機能など適宜抑えておけばいいでしょう。
その③:転職したり案件が変わった時


転職したり、案件が変わった際も勉強が必要になります。
当然、現場や案件ごとに使っている言語や環境が異なるからです。
ただこれについても、ひとつの言語や環境をまともに使えれば怖くありません。
言語の性格。独自の機能などを学んでいく形で大丈夫です。
ずっと勉強←エンジニアに限った話ではない


「ずっと勉強をしないといけない」と言われるのは、エンジニアに限った話ではありません。
どんな業種でも、勉強していかなければ収入は伸びていきません。
たとえ知識やスキルを必須としない業種でも、
- 付加価値の向上のため
- 年収を上げるため
- 転職で有利になるため
などの理由で資格の勉強に励む人もいます。
かといって、ずっと勉強などする必要はありません。
必要に迫られたら、必要な部分だけを勉強するよう心がけることが大切です。
以前の記事、【エンジニア】もう勉強に疲れた…そんな時の原因と対処法3つも参考にどうぞ。
まとめ


以上、エンジニアがずっと勉強と言われる理由や、その必要もない理由を紹介してきました。
記事の内容をまとめると、以下です。
- エンジニアは必要に応じ、定期的に勉強すればOK
- ずっと勉強と言われる理由は、新たな技術が生まれたり、稀に言語の入れ替わりがあるから
- とはいえ最初の1年は、きつい勉強に耐える必要あり
エンジニアとして勉強が大変なのは、最初の1年くらいです。
ひとつ言語を覚えてしまえば、そこからの勉強はラクになります。
実際、たいして勉強してないエンジニアもいます。
あまり気負いすることなく、エンジニアを目指すようにしてください。





