SESエンジニアだけど、現場が合わない。
自分のしたいことと違うし、このまま続けるのが不安。
何かしら行動したほういいかな。
とお悩みの方へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
SESエンジニアが「現場合わない」と感じたとき、対策は大きく以下3つ
— モリ|フリーランスWebライター (@MockRoll) December 31, 2022
①客先に、やりたいことを交渉
②営業に、現場を変えるよう交渉
③転職
「いつか改善するかも」と待ってても、何も変わらない
時間やチャンスを失う前に、動こう#駆け出しエンジニアとつながりたい #フリーランス
SESエンジニアが「現場合わない」と感じたとき、対策は大きく以下3つ
①客先に、やりたいことを交渉
②営業に、現場を変えるよう交渉
③転職「いつか改善するかも」と待ってても、何も変わらない
時間やチャンスを失う前に、動こう
- 合わない現場のモヤモヤから脱却できます。
- 合わない現場への最適な対策として、選択肢を増やせます。
【SES】現場が合わない…モヤモヤする原因と対策は?
SESエンジニアとして働いているものの、現場が自分の肌に合わず、
- 「なんか自分のしたいことと違う。このままでいいのかな?」
- 「現場がひどすぎて病みそう」
- 「自分がザコすぎて、周りに迷惑かけている」
このように悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
この記事では、現場が合わずに悩むSESエンジニアの方に向けた、原因と対策をご紹介します。
ぜひお読みいただき、改善につなげてください。
SESエンジニアは現場の環境が合わないことはよくある
SESエンジニアは、現場の環境が合わないことはよくあります。
筆者の僕も以前、SESエンジニアとしていくつかの現場を経験しました。
しかし合わない会社は本当に合わず、1ヶ月で辞めたこともあります。
現場によって特性や雰囲気も多種多様で、ひとつとして同じものはありません。
そのため、自分にピッタリ合う現場を見つけることのほうが難しいです。
とくに「現場が合わない」と悩むのは会社員より、傾向としてSESエンジニアや常駐フリーランスが多くなっています。
よく言えば、さまざまな現場を経験している分、合う合わないを見極める能力がついているためです。
SESエンジニアの現場が合わないと感じる理由4つ
SESエンジニアの現場が合わないと感じてしまう理由として、大きく以下の4つが挙げられます。
その①:人間関係がよくないから
その②:求められるスキルレベルが高くついていけないから
その③:自分のやりたいことができないから
その④:そもそも客先常駐が合っていないから
それぞれ見ていきます。
その①:人間関係がよくないから
SESエンジニアの現場が合わないと感じる原因として、もっとも挙げられるのが、やはり人間関係です。
どれだけ自分のやりたいことが実現できていても、いくら業務内容がラクでも…
人間関係がよくないと「現場が合っている」という実感がわくことはないでしょう。
逆に人間関係が良好だと、どんなハードワークにも意外と耐えられるもの。
ハーバード大学の研究にて
「人間の幸福度は、家柄、学歴、職業、家の環境、年収や資金ではなく、良好な人間関係で決まる」
という結果が出ているのは有名な話です。
その②:求められるスキルレベルが高くついていけないから
現場が合わないと感じる原因2つ目が、スキルレベルの差です。
現場のレベルが高くて、周りに迷惑をかけていると感じることで、「現場が合わない」と判断してしまいます。
とはいえ、技術レベルが高い現場に身を置けるということは、ある意味幸せであることは間違いありません。
もっと自分がレベルアップし、その業務に関われるようにしましょう。
その③:自分のやりたいことができないから
自分のやりたいことができないことも、現場が合わないと感じてしまう原因のひとつです。
SESエンジニアが思う「やりたいこと」とは、大きく以下のようなものです。
- モダンな技術を扱ってみたい
- エンジニアになって自由な働き方をしてみたい
しかしいざ現場に飛び込んでも枯れた技術を扱っていたり、服装や時間もきっちり決まってて全く自由度がなかったりするのが現実。
さらにひどいケースだと、まともに仕事も与えてもらえず放置されることもゼロではありません。
このように、やりたいことが実現できないことに不満を感じ「合わない」と判断してしまいます。
その④:そもそも客先常駐が合っていないから
現場が合わない原因として、そもそも客先常駐が合っていないこともあります。
客先常駐を行うSESやフリーランスのエンジニアの場合、正社員との間に謎の壁があったりするものです。
それだけならまだしも、現場によっては主要な仕事を任せてもらえず、単純作業や雑用がメインになることもあります。
その客先常駐ならではの特性に違和感や不満を感じてしまう方は、「合ってない」と判断しやすい傾向です。
現場が合わないと感じつつ何も行動しないのは危険
SESエンジニアとして「現場が合わない」と感じていながら、何も行動せず我慢して続けるのは危険です。
以下のような損失につながってしまうためです。
- やりたいことがいつまでも実現できなくなる
- スキルアップできるチャンスを逃す
今はあんまり合ってないけど、徐々に改善していくかもしれない。
と思う方もいるでしょう。
しかし何も行動せず改善を待っていても、何も変わりません。
がんばっている姿は誰かが見ているというのも幻想です。
自分から動いて、努力したことをしっかりアピールしてこそ、初めて状況は変わるものです。
どのような対策をしたらいいのか、次章でくわしく解説します。
SESエンジニアの現場が合わないときの対策3選
SESエンジニアが「現場が合わない」と感じたとき、とるべき対策は以下です。
その①:スキルをつけてやりたいことをアピールする
その②:現場を変えてもらうようSES営業に交渉する
その③:転職し、環境を変える
それぞれ解説します。
その①:スキルをつけてやりたいことをアピールする
こちらは、いま働いている常駐先の企業の、上長や上司に向けての対策となります。
スキルをつけたうえで、やりたいことをしっかりアピールしましょう。
たとえば雑用などではなくスキルアップできる業務がしたいなら、上長などに相談・交渉すること。
ポートフォリオを作って見せたりなどして、その業務に飛び込めるようにしましょう。
効果的な実務経験の積み方
— モリ|フリーランスWebライター (@MockRoll) December 15, 2022
それは「ポートフォリオをつくること」
未経験駆け出しの人も
すでにIT企業いて雑用ばっかの人も
さらにはスクール利用してる人も
ポートフォリオさえあれば、実務経験を積むハードルは格段に下がる
まず、ポートフォリオをつくろう#駆け出しエンジニアと繋がりたい
その②:現場を変えてもらうよう営業に交渉する
担当の営業に相談・交渉する対策です。
現場が合わず、行動しても改善が見込めないと判断したら、なるべく早めに現場を変えてもらうよう相談しましょう。
現場を変えることで、自分の理想の働き方を実現できることもあるからです。
しかし、このとき人間関係や雰囲気など、ネガティブなことを理由にしないよう注意しましょう。
具体的には、なるべく
- 「さらなるスキルアップがしたくなった」
- 「〇〇という技術に興味があって、そっちに挑戦してみたくなった」
など、ポジティブな理由で申し出るほうがスムーズになります。
その③:転職し、環境を変える
営業に現場を変えるよう交渉しても、うまく流されて、まったく聞いてもらえないときも当然あります。
そういう場合は、SES企業から早めに転職しましょう。
合わないと感じたら、まずその環境から離れることが大切だからです。
その環境から離れることで、次の挑戦ができるようになります。
次の挑戦で、もっといい環境に身を置ける可能性もあるでしょう。
「もし次もうまくいかなかったら…」と踏みとどまっていても、現状がよくなることはありません。
合わないと感じたら、自分から積極的に動きましょう。
- リクルートエージェント:案件数・知名度はNo1。未経験に絞ってもIT求人は2万件超え。
- ウズカレIT:未経験からITエンジニアを目指す方の特化型就職サポートを提供。
- doda:使い勝手のよさに定評。案件数豊富で、IT求人も盛りだくさん。
まとめ
ここまで、「SESエンジニアの現場が合わない」と感じる原因と対策をご紹介してきました。
記事の内容をまとめると、以下のとおりです。
- 「現場が合わない」は、珍しいことではない。
- 大半の原因は、人間関係。
- スキルの差や、やりたいことと現実のギャップも原因のひとつ。
- 合わないと感じつつ我慢して働くのは、損失につながるため危険。
- 対策は就業先やSES企業に交渉するか、転職すること。
SESやフリーランスとして客先でエンジニアをしている限り、「現場が合わない問題」はつきまとうものです。
合わないと感じたら、原因を明確にしたうえで、早めに行動にうつすことが大切になります。
状況が変わるかもと何もせず待っていると、時間やチャンスを失ってしまうものです。
早めに行動し、自分に合う現場を見つけてほしいと思います。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。