初心者でもこれくらい知っとこう!コーディングでのSEO対策7つ

悩んでる人

コーディングするときに大事なSEOってなんだろう。
本格的な部分は専門の人にお願いするとして、素人でも最低限やったほうがいいSEO対策があるなら知りたい。

といったお悩みをもった方へ向けた記事になります。

この記事を読むメリット
  • 「コーディングで意識すべきSEO対策」が、初心者でも理解できます。
  • 3分でサクッと読めるので、時間短縮になります。
目次

コーディングでチェックすべきSEO対策7つ

コーディングでチェックすべきSEO対策7つ

初心者でも最低限知っておきたい、コーディングの際に意識するべきSEO対策は、以下のとおりです。

その①:見出しタグは、入れ子構造にする
その②:太字、強調はこまめに入れる
その③:タイトルタグを設置する
その④:箇条書きタグを入れる
その⑤:アンカーテキストは具体的にする
その⑥:画像のAltは必ず入力
その⑦:文字はなるべく画像にしない

それぞれ、解説します。

その①:見出しタグは、入れ子構造にする

見出しタグは、入れ子構造にすることを意識しましょう。入れ子構造というのは、マトリョーシカのように、大きな入れ物で囲うことです。

入れ子構造を意識せずにテキトーにタグを設置すると、Googleから「適切でない情報」とみなされ、評価が下がって検索順位も下がるからです。

また、入れ子構造にしてないと、ビジュアル的にもよくないです。

OKな例
<h2>見出し2</h2>
    <h3>見出し3</h3>
        <p>本文本文本文本文</p>
    <h3>見出し3</h3>
        <p>本文本文本文本文</p>
            <h4>見出し4</h4>
                <p>本文本文本文本文</p>
    <h3>見出し3</h3>
        <p>本文本文本文本文</p>
NGな例
<h3>見出し3</h3>
    <h2>見出し2</h2>
        <h3>見出し3</h3>
        <p>本文本文本文本文</p>
    <p>本文本文本文本文</p>
        <h4>見出し4</h4>
            <h3>見出し3</h3>

どちらもそれっぽくインデントしてますが、よく見るとNG例は小さな見出しの中に大きな見出しが設置されてたり、順序がごちゃごちゃです。

h1が最も大きな見出しで、h6になるにつれて小さくなります。NG例みたいに、小さな見出しの中に大きな見出しを入れないように注意です。

その②:太字、強調はこまめに入れる

本文を太字にしたり、強調させることで、文章に強弱をつけましょう。

「必要な部分をわかりやすく説明している」と、検索エンジンからの評価が高まるからです。

強調には「strong」タグ、斜めにするには「em」タグがあります。

テキストの中でも<strong>強調する部分</strong>になります。
テキストの中でも<em>斜め文字の部分</em>になります。

むやみやたらに遣いすぎるのも逆によくないです。

適切に使用し、文章に強弱をつけ、読みやすくしましょう。

その③:タイトルタグを設置する

言うまでもないですが、タイトルタグは必ず設置しましょう。

titleタグの内容しだいで、Google検索順位に大きく影響するからです。

タイトルタグに入力した内容は、検索結果画面に表示される内容とイコールになります。

なので、検索した人が思わずクリックしたくなるようなタイトルにするのが理想。

タイトルのコツとしては、以下です。

  • 形式は「記事タイトル名|サイトのタイトル」。
  • キーワードはなるべくひとつ。複数使っても文字数増えるだけ。
  • 表示文字数の関係から、30文字以内にまとめるのが理想。
<title>コーディングでのSEO対策7つ|モリブログ</title>

その④:箇条書きタグを入れる

箇条書きのタグを積極的に遣いましょう。

箇条書きタグは、検索エンジンが需要視する項目です。「文章をわかりやすくするもの」だからです。

具体的には、ulタグとolタグがあります。

ulタグは「・」、olタグは「①」という丸で囲まれた数字で表示されます。

(例)ulタグ
・ulタグ
・ulタグ


(例)olタグ
①olタグ
②olタグ

適切に使用すると検索エンジンからの評価も高くなるので、SEO対策として有効といえます。

しかし、わざとらしく多用するのはNG。あくまで「適切に」です。

<ul>
    <li>箇条書き</li>
    <li>箇条書き</li>
    <li>箇条書き</li>
</ul>

<ol>
    <li>箇条書き</li>
    <li>箇条書き</li>
    <li>箇条書き</li>
</ol>

その⑤:アンカーテキストは具体的にする

アンカーテキストとは、リンクが仕組まれた文字のことです。

具体的には、以下のようなもの。

モリブログのトップページへ移動

モリのポートフォリオサイトへ移動

このアンカーテキストはより具体的に書いた方が、Googleからの評価はよくなります。

(例)
OKモリのポートフォリオサイト|プロフィール
NG詳しくはこちら

ぶっちゃけ「NG」というほどでもないのですが、より具体的に書いたほうが検索順位は上がります。

イメージ的には、「前提となる本文を読んでない人にでも伝わる」ようなものがいいと思います。

その⑥:画像のAltは必ず入力

imgタグの中のaltの中には、必ず画像の説明文を入力しましょう。

空のままだと、万が一画像が表示されない時、なんの画像が入っているかユーザーに伝わらないからです。

また検索エンジンからも「不親切だ」とみなされ低評価につながるので、何かしら画像の説明は入れたほういいです。

説明は具体的なほどいいとされるので、「joreih2FgospE4ng6it.jpg」といった文字と数字の羅列みたいなのは避けましょう。

また、日本語でも問題ないです。

<img src="URL" alt="モリのポートフォリオサイト">

その⑦:文字はなるべく画像にしない

文字を画像化するのはなるべく避けましょう。

文字の画像化とは、以下のようなものです。

その⑦:文字はなるべく画像にしない

クローラー(検索エンジン内の記事を監視するロボット)は、画像内文字を読めないからです。

文字を読むことで内容を理解してそれを検索結果に反映させるクローラーにとって、画像化された文字は不便です。

なので、SEOの観点では決して好ましいとはいえません。

しかしフォントの関係とかデザインの関係で、どうしても画像化した文字を使いたい場合もあると思います。

そういう時はデザイン優先でもやむを得ないと思いますが、とはいえなるべく画像化した文字を使用しないような方向でデザイン調整ができるといいかも。

コーディングで施す対策は「内部対策」です

コーディングで施す対策は「内部対策」です

SEOを学ぶうえで、「内部対策」と「外部対策」という言葉が出てきます。

何がどう違うか簡単に一言でいうと、

  • 内部対策は、自分で施す対策
  • 外部対策は、自分の力ではどうにもできない対策

ということになります。

本記事で紹介している対策は全て「内部対策」に該当します。

逆に「外部対策」とは、あなたのサイトのURLを誰かに共有してもらうために対策することです。

誰もが拡散したくなる良質なコンテンツを作り、あとは誰かのサイトで共有、拡散してもらうといった感じ。

外部対策は、「人事を尽くして天命を待つ」といったニュアンスです。

まとめ:上記を守れば、必ず上位になるわけではない

上記を守っても、必ず上位になるわけではない

以上、最低限知っておきたいSEO対策7つを紹介しました。

しかし、本記事で紹介したもの全てを徹底的にやったからといって、必ずしも検索順位が上位になれるわけではありません。

言ってしまえば本記事で紹介したものは、検索順位争いに参入するための「常識」のようなものです。

これらに、コンテンツSEOや外部対策といった様々な要素が混ざって、検索順位が決定されます。

なので、これらを全て理解できたらからといって本格的なSEO案件とかを請け負ってしまうのは危険です。

結果が出なくて詰み、最悪クライアントからの信用を落とすことにも繋がります。

SEO対策は、試行錯誤の連続。数字として結果が表れるまでにも時間がかかります。

費用対効果に特化したSEO対策ならランクエスト

自分でできる最低限のSEO対策は行いつつ、本格的なところはプロや詳しい方に外注するのも一つです。

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