クラウドに応募する人って、実績豊富な人ばっかじゃん。
そんな百戦錬磨たちに勝てるわけなくね?
実績ない人たちって、どうやって仕事を受注したんだろう?
といったお悩みをもった方へ向けた記事になります。
僕が実績0状態からクラウドソーシングで仕事取るためやったこと
・複数のPRを参考にした
・ポートフォリオ作った
・まず実績0→1めざした
・提案文コピペやめた
・提案文に「貢献したワード」追加
・数を打った
・金額は諦めた中でもポートフォリオ&貢献したワードが効いたと思う。詳細ブログへ。
- クラウドワークスで仕事が取れない原因がわかります。
- 実績ない状態でも、やり方しだいで仕事が取れることがわかります。
- 今すぐやるべき改善方法として、参考になります。
クラウドソーシングで仕事取れないときやって効果あったこと7つ
タイトルのとおり本記事では、僕が実際にクラウドソーシングで仕事とれない時に、実際に対策として行って効果があったと思ったことをまとめています。
下記は、僕自身のクラウドソーシングのプロフィールです。
今はありがたいことにそれなりの受注実績がありますが、もちろん始めた当初は実績はないし、仕事も全く取れませんでした。
そこで色々な試行錯誤をしてきましたが、中でも後述する7つはやってよかったと思っています。
試して効果あったこと7つ
試したこと7つとは、以下のとおり。
その①:色んな人のプロフィール文を参考にした
その②:キレイめなポートフォリオサイト作った
その③:とりあえず受注実績を0→1を目標にした
その④:提案文テンプレ使いまわしをやめた
その⑤:役に立ったor貢献したワード入れた
その⑥:金額は諦めた
その⑦:数を打ちまくった
その①:色んな人のプロフィール文を参考にした
まずはプロフィール文です。
プロフィール文は、色んな人のプロフィール文を参考にした方がいいです。
ネット上では様々なプロフィール文が公開されています。
その中で「イイ」と思ったものをひとつ参考にしても、必ず誰かとかぶります。
誰かとかぶると発注者は
なんか見たことあるプロフィール文だな。
これ絶対ネット記事とかから拾ったてきたでしょ。
ってすぐ気付いて、仕事を任せる気が失せるからです。
ちょっと語弊があるかもですが、参考の数が増えれば増えるほどオリジナリティは増します。
やはりというか、プロフィール文はけっこうしっかり見られます。
1人のプロフィール文を参考にするより、色んな人のプロフィール文を参考にし、いいところを混ぜて作ったほうがかぶりづらいプロフィール文ができます。
その②:キレイめなポートフォリオサイト作った
キレイめで見栄えのいい、自分のポートフォリオサイトを作った方が受注率は上がります。
ポートフォリオサイトを開いた時の印象がいいと、それがそのまま受注率に大きく影響するからです。
最初はポートフォリオサイトを作るのが面倒で仕方なかったので、Googleドライブに実績URLをまとめてました。
しかしそれだとなかなか受注できなかったので、仕方なくキレイめな自分のポートフォリオサイトを作りました。
それを武器に提案を再開した結果、受注率はGoogleドライブだった頃の3倍くらいになりました。
キレイめなポートフォリオサイトといっても有料のWordPressテーマを使えばノーコードで作れるし、さらには既存のポートフォリオサービスを使う人もいます。
何かしら、見栄えを意識したポートフォリオを準備してから提案するのがよさそうです。
その③:とりあえず受注実績を0→1を目標にした
とりあえずクラウドソーシングの「受注実績数」を、0の状態から1の状態にすることを意識しました。
仕事内容には全くこだわらず、とにかく0→1を目指しましょう。
実績0よりは1。1よりは2。
このように、多ければ多いほどパッと見の印象はいいからです。
極端な話、アンケートの回答とか、簡単な音声の文字起こしでも構いません。
とりあえず受注実績数を積み上げましょう。
仕事内容はどうであれ、実績が1つあるということは、間違いなく「真面目に仕事して納品できる人」っていう証拠になります。
「でも内容が内容だからなぁ…」って思うかもですが、それすらない人よりはずっとマシです。
自分がしたい仕事にこだわり、提案を続けてもいいですが、まずは何でもいいので0→1を目指すほうが近道かもしれません。
その④:提案文テンプレ使いまわしをやめた
続いて提案文です。
「仕事内容をちゃんと見てない提案文が本当に多い」という発注者の記事をネットで見たので、改善しました。
「誰にでも当てはまる提案文」の使い回しでひたすら数を打つのは、かえって受注率下がるし効率わるいです。
だからといってテンプレートを使用するなというわけではありません。
提案文のテンプレートは用意しつつ、依頼文にしっかり目を通し、それに応じた提案文を書くようにするということです。
例えば飲食店のサイトの依頼だったら、ざっくりですが「飲食店関連の実務での実績はありませんが、自分で〇〇を作った強みを活かし、誠心誠意がんばらせて頂きます」みたいに「飲食店」というワードを入れましょう。
発注者の方に対して、「僕はちゃんと依頼文を読んだ上で応募してますよ」っていうのを、提案文でアピールするのが理想です。
その⑤:役に立ったor貢献したワード入れた
これも提案文の内容に関する話ですが、以下のような言い回しを提案文に混ぜると、印象はよくなります。
- 「〇〇の悩みを解決しました」
- 「〇〇に貢献しました」
- 「〇〇といった点で役に立つことができました」
仕事はそもそも、悩みの解決、他者への貢献です。
フリーランスでの実績ゼロ、クラウドソーシングでの実績もゼロの場合でも、会社員時代、周りに何かしらの形で貢献したことがあるはずです。
ちなみに僕の場合、
- 自分の提案により、お店の売上の向上に貢献した
- エクセルVBAによる自動化で、周りの社員の時間短縮に貢献した
といったことを加えて書いてました。
そしたら依頼内容とは全く関係ないけど、返事が来ました。
少しでも誰かの役に立ったり悩みを解決した経験があれば、どんな形であれ書いたほうが印象がよくなるのでおすすめ。
その⑥:金額は諦めた
実績ゼロのうちは、まっとうな金額で受注するのは諦めた方がいいです。
僕は最初「価格は下げないで、価値を上げよう」の精神で仕事を探してました。
悪いことではないと思うのですが、クラウドソーシングというフィールドでは中々それは通用しません。
ある程度価値を提供できても、クラウドソーシングでは価値に勝る低価格での競争が激化しているからです。
いくら自身の価値を上げても、「破格で仕事を受けちゃう駆け出し」が絶えない限り、まっとうな金額での受注は難しいです。
なので「あくまで実績作りのためにやっている」と割り切ること。
「安くてもいいや」くらいの精神で提案するのが受注のコツかもしれません。
どうしても金額を割り切れないなら、そもそもクラウドソーシングやらないことをおすすめします。
その⑦:数を打ちまくった
とにかく数を打ちまくりました。少なくとも1日30件くらいは提案していました。
おそらく仕事が取れないと言っている人は、だいたい提案数が足りてません。
以前の僕も一つの案件に対し、渾身の提案文を1日かけて作成していました。今考えれば愚かだったなと思います。
しかし注意点があります。前述しましたが、案件の依頼文にはしっかり目は通すようにしましょう。
どんな案件、誰にでも使えるテンプレ文章を用意して、コピペで提案しまくっても、結局受注に至らずコスパ悪いです。
ちゃんと依頼文には目を通し、それに応じた提案文を作って、数を打つようにしてみてください。
とはいえ、クラウドソーシングは早めに卒業した方いい
クラウドソーシングでの仕事の取り方を紹介してきましたが、クラウドソーシングで10件以上実績数を獲得したら、卒業して次のステップに進むようにした方がいいと思います。
理由は、以下の2点です。
- 安定しないから
- 稼ぎづらいから
実際に案件を見ていただければわかるのですが、ひとつの案件に40~50件の応募は当たり前。
まっとうな金額を提示しているものには100を超える応募が殺到するのが現状です。
安定して仕事を受注できる状況ではないし、供給過多なため低価格競争も日々激化しているレッドオーシャンです。
クラウドソーシングはフリーランスの登竜門というか、最初の実績を獲得するためには最適なプラットフォームです。
なのである程度実績数を獲得したら、次のステップとして別の方法で稼ぐことを考えたほうがよさそうです。
もしくは逆に、あなた自身が「クラウドソーシングで仕事を発注する側」となれるよう努力してみるといいかもしれません。
まとめ
以上、「クラウドソーシングで仕事取れないときやって効果あったこと7つ」でした。
クラウドソーシングで実績を作るのは、ある意味「自分との戦い」です。
周りが猛者だらけであっても諦めず「自分は勝てる」「絶対に案件を取れる」っていう謎の強い自信を持つことが、受注のカギになります。
周りと比較するより、自分をアップデートするつもりで、受注に向けてがんばってほしいと思います。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。