フリーランスがまず最初にやるべきは「セルフブランディング」な話

悩む人

フリーランスにはセルフブランディングが必要だって聞くけど、そもそもセルフブランディングってなに?
具体的に何からどう始めればいいの?
どんなことを意識したらいいの?

と、お悩みの方へ向けた記事になります。

フリーランスなったらまず実績やスキル習得が必要だけど、同じく「セルフブランディング」にも取り組むべき

セルフブランディングはすぐ成果は出ない
ゆっくり効果が出て、だんだん強固なものになる
なのでなる早で始めるが吉

屋号、ロゴ、Webサイト作るとか、まず小さくできることからやってみては

この記事を読むメリット
  • セルフブランディングとは何のことで、何からどう始めたらいいかわかります。
  • セルフブランディングにおける注意点や心得について、理解することができます。
目次

フリーランスがまず最初にやるべきは「セルフブランディング」な話

フリーランスがまず最初にやるべきは「セルフブランディング」な話

タイトル通り、フリーランスがまず最初にやるべきは「セルフブランディング」です。

理由は2つあって、以下のとおりです。

  1. 売上を伸ばすために必須だから
  2. 効果が出るまで時間がかかるものだから

フリーランスこそ売上を伸ばしていくためには、自己をブランド化し、価値を高め、好きになってもらうセルフブランディングは必須となります。

実績づくりやスキル習得ももちろん大切ですが、セルフブランディングは効果が出るまで時間がかかるため、なるべく早い段階で始めておくほうが後で有利になります。

そもそも、セルフブランディングとは?

そもそも、セルフブランディングとは?

そもそも「セルフブランディングって何?」という方もいるかもしれないので、一応解説します。

セルフブランディングとは読んで字の如く、自分をブランディングすることです。

で、その「ブランディング」とは簡単にいうと「ブランドイメージを築くための行為」です。


例えば、Apple製品。言わずもがな多くの方に愛され、選ばれています。他の製品の方が安く、しかもなんら問題なく代わりが利くにもかかわらず、です。

なぜかというと、多くの方がAppleという製品の「イメージ」に惹かれているからです。

そのイメージとは、以下のようなもの。

  • かの有名なリンゴのロゴ
  • シンプルで洗練されたデザイン
  • わかりやすいUI
  • ちょい高額ゆえ満たされる所有欲

このイメージは、私達が勝手に抱いているイメージである一方、Appleが時間、お金、頭を使って作り上げたものでもあります

Appleは今でもその「ユーザーが抱くイメージ」を崩さないような製品づくりを貫いています。


その「ユーザーが抱くイメージ」を作り上げる行為こそが、「ブランディング」です。

企業の看板を背負っていないフリーランスこそ、「いいイメージを持ってもらい、かつ好きになってもらう」ためのブランディングは必須なのです。

セルフブランディングでまずやること4ステップ

セルフブランディングでまずやること4ステップ

「セルフブランディングはまず何からすればいいの?」について解説します。

まずやるべきこととしては、以下の4ステップです。

ステップ①:特徴や得意なことの明確化
ステップ②:特徴や得意なことを、詳細に発信する
ステップ③:屋号やロゴをつくる
ステップ④:ポートフォリオサイトを作る

それぞれ解説します。

ステップ①:特徴や得意なことの明確化

ステップ①:特徴や得意なことの明確化

セルフブランディングでまずやるべきこと1つ目は、「特徴や得意なことの明確化」です。

まずは自分自身、

  • どんな特徴があるのか
  • 何が強みなのか
  • 何が得意なのか
  • どんなスキルや経験があるか
  • それを活かし、どんな仕事をしたいのか
  • どんな価値を提供したいのか

を明確にしてみて下さい。

コツとしては「なるべく尖らせる」こと。「色んなことができる人」より、「一つのことがとことんできる人」の方がイメージとしては定着しやすいです。

自分の強みスキルがないという方は、「自分の特徴を100個以上書き出してみる」のがオススメです。

「寝るのが好き」でも、「ぐにゃぐにゃしたものは嫌い」でも、何でもいいです。

「あぁ~もう出てこない…!」と思ったあたりからが勝負だと思って、自分の全てを絞り出してみてください。

絞り出すことで、自分の特徴や得意なことが客観的にわかってくるはずです。

ステップ②:特徴や得意なことを、詳細に発信する

ステップ②:特徴や得意なことを、詳細に発信する

セルフブランディングでまずやるべきこと2つ目は、「特徴や得意なことを、詳細に発信する」です。

ステップ①で自分の特徴や得意なことがわかったら、それを詳細に発信することです。

自分の特徴とか強みがいくらわかっても、黙っていては誰からも認知してもらえません

はじめましての人が見ても「あぁ、こういう人なのね」ってわかってもらえるような、詳細でわかりやすい発信ができればベストです。

そのためにも、TwitterやYoutubeなどのSNSも積極的に活用したいところです。

注意点として、「イメージと合わせて発信すること」を意識することが大切です。

例えば「会社の人間関係や転職について有益な情報を発信します」と謳ってるにもかかわらず、毎日「スタバなう」とか言ってラーメンの写真ばかり投稿するアカウントを実際見たことがあります。

それではイメージとかけ離れてしまいユーザーが混乱するため、逆に離れていく原因になってしまいます。

ステップ③:屋号やロゴをつくる

ステップ③:屋号やロゴをつくる

セルフブランディングでまずやるべきこと3つ目は、「屋号やロゴをつくる」です。

ロゴマークは「あの企業といったらあのロゴ」といった感じで、記憶に残りやすく、パッと頭に思い浮かぶものになるからです

例をあげるとアップル、ルイ・ヴィトン、スタバ、ナイキ、ベンツなど…キリがありません。

また、「わかりやすい屋号(名前)」があることで、更に認知され、覚えてもらいやすくなります。

屋号というのは事業所名でも個人の名前でも構いませんが、フリーランスの場合、誰が見てもサービス名パッと見でわかるものがいいと思います。

例えば、以下のようなもの。

  • 会社の人間関係の悩みの軽減のための情報発信ラボ
  • 「シンプルでミニマルなくらし」実現のアドバイザー
  • デスクワークなら買わなきゃ損!なアイテム紹介人

どういう系のサービスをやってる人か、パッと見でわかりやすいと思います。

英語でもいいですが、日本人には読みづらく、覚えてもらいずらい傾向にあるのでオススメはできません。

屋号とロゴマークはしっかり作りこみ、前面に出してアピールしていきましょう。

ステップ④:ポートフォリオサイトを作る

ステップ④:ポートフォリオサイトを作る

セルフブランディングでまずやるべきこと1つ目は、「ポートフォリオサイトを作る」です。

現代人は何か気になる情報を手に入れた時、必ずネットで検索するからです。

誰かがあなたに興味を持ってくれて、名前で検索してくれたり、ロゴマークで画像検索をしてくれるかもしれません。

検索した結果あなた自身のポートフォリオサイトが出てくれば、かなりいいアピール材料になるうえ、より詳細な部分まで知ってもらうことができます

ブランディングの基本は、まず認知してもらい、興味を持ってもらうこと。

検索してくれているということは、興味を持ってくれているということ。検索結果に出てこないと残念ながら興味は薄れてしまいます。それではもったいないです。

ポートフォリオサイトは自作しても、既存サービスのものを使っても構いません。お金に余裕のある方は誰かに作ってもらうのもいいでしょう。

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セルフブランディングの心得3つ

セルフブランディングの心得3つ

前章でまずやるべきブランディングの基本ステップを紹介しました。

本章では、そのブランディングを維持し、効果をより大きなものにしていくために、大切になる心得を紹介します。

セルフブランディングの心得は、以下の3つです。

心得①:「〇〇といったら、〇〇さん」を目指す
心得②:自分と他人の見え方のギャップをなくす
心得③:方向性を決めたら、ブレないようにする

それぞれ解説します。

心得①:「〇〇といったら、〇〇さん」を目指す

心得①:「〇〇といったら、〇〇さん」を目指す

セルフブランディングに大切な心得1つ目は、「『〇〇といったら、〇〇さん』を目指す」です。

例えばですが、以下のようなものです。

  • ミニマルでおしゃれなサイト制作なら、〇〇さんだよね
  • カラフルで派手なWebデザイン制作なら、〇〇さんだよね
  • 東京三軒茶屋スイーツに詳しい人といえば、〇〇さんだよね
  • 細かすぎて伝わらない家電レビューといえば、〇〇さんだよね

要するに、「自分が横綱になれる土俵を見つけましょう」ということです。

ちなみにニッチなものであればあるほど印象に残るのでいいです。前章ステップ1で、自分の特徴や得意なことを明確化したのはこのためです。

とはいえこの強みは、最初から完全にわかるものではありません

やっていくうちに自分で気付いたり、周りから気付かされたりするので、焦らなくて大丈夫です。

心得②:自分と他人の見え方のギャップをなくす

心得②:自分と他人の見え方のギャップをなくす

セルフブランディングに大切な心得2つ目は、「自分と他人の見え方のギャップをなくす」です。

自分自身の名前や仕事内容や発信に対して「周りがどんなイメージを持っているか」を認識し、そのギャップをなくしていくことが大切です。

あなた自身が思うあなたと、他人が思うあなたは意外にも大きく違うもので、それに気付いてないと自己満足の発信になり、ユーザーも離れていくことにつながってしまいます。

そのギャップをなくす簡単な方法としては、「自分と関わってくれる人をよく研究してみる」ことです。

  • あなたが直接関わっている人はどんな人か
  • どんな特徴を持っている人なのか
  • どんな情報やサービスを欲している人なのか
  • その人達に共通する、良いところ
  • その人達に共通する、良くないところ

を研究し、良いと思った部分を継続し、良くないなと思った部分は改善するのが手っ取り早いです。

「類は友を呼ぶ」という言葉もあります。あなたに直接関わる人は、あなたに類似していたり、共通点がたくさんあったりするものです。

それらを研究し、自分の見え方にも反映させれば、自分と他人のギャップも少しずつ埋まっていくはずです。

心得③:方向性を決めたら、ブレないようにする

心得③:方向性を決めたら、ブレないようにする

セルフブランディングに大切な心得3つ目は、「方向性を決めたら、ブレないようにする」です。

自分は何をしたいのかわからなくなり、迷走する可能性があるからです。

また周りからも「何をしたいのかわからない人」に認定され、興味を持たれなくなってしまうからです。

試行錯誤のつもりで色々発信した結果反応がよかったり、最初に定めた方向性で成果が出ないと、どうしても方向転換したくなります。

その気持ちは痛いほどわかるし、僕自身も何回かブレて今に至ります。

しかし方向転換することで、これまで関わってくれたユーザーが離れる原因にもなってしまいます。

たまたま発信への反応がよくてもそれに一喜一憂せず、「それに関連するサービスを提供しつつ、自分の軸からはぶれない程度にとどめる」のがいいでしょう。

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まとめ

まとめ

以上、「フリーランスがまず最初にやるべきは『セルフブランディング』な話」でした。

フリーランスこそまず「セルフブランディング」に力を入れるべきです。

ただ、すぐに成果が出るものではありません。

時間をかけて少しづつ、自分だけの「強固なブランドイメージ」を確立させましょう。

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