IT業界に転職できたけど、なんか合わない。
でもIT業界は将来性あるし、辞めないほうがいいかな。
とお悩みの方へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
IT業界が合わないと感じたら、分析が大切
— モリ|フリーランスWebライター (@MockRoll) May 25, 2023
IT業界そのものが合わない人もいる
でも、いま勤めている企業が合わないだけの人もいる
さらには「会社員エンジニア」という働き方が合わず、フリーランス独立して好転する人もいる
ちゃんと分析して、後悔を減らそう#駆け出しエンジニアと繋がりたい
IT業界が合わないと感じたら、分析が大切
IT業界そのものが合わない人もいる
でも、いま勤めている企業が合わないだけの人もいる
さらには「会社員エンジニア」という働き方が合わず、フリーランス独立して好転する人もいる
ちゃんと分析して、後悔を減らそう
- 環境を変えるか、IT業界から退くか、後悔しない判断ができます。
IT業界が合わない人の特徴とは?【経験者が対策も解説】
いざIT業界に飛び込んだものの、「合ってないのかも」と後悔している人も少なくないでしょう。
本記事を書いている僕は、未経験から独学でIT業界に転職しました。
その中には逃げるように即日退職した会社もあるので、合わないと悩む人の気持は痛いほどわかります。
そんな僕の観点から、IT業界が合わない人の特徴や、合わないときの対策を紹介します。
IT業界が合わない人の特徴
IT業界が合わない人の特徴に、以下が挙げられます。
その①:課題を解決せず放置してしまう人
その②:裏方の仕事に苦痛を感じる人
その③:「教えてもらう」認識でいる人
その④:コミュニケーションが苦手な人
その⑤:年収や将来性で飛びついた人
それぞれ解説します。
その①:課題を解決せず放置してしまう人
課題を放置しがちな方は、どちらかというとIT業界に不向きです。
たとえるなら、毎日の面倒な単純作業に対し、何の疑問ももたないような方のこと。
一方でIT業界に向いている人は、
- 「これを毎日とか、めんどくさい。」
- 「どうにか、やらなくて済む方法はないかな?」
と本気で考え、行動します。
課題解決こそがIT業界の根本なので、むしろ「めんどくさがり」のほうが向いているのです。
その②:裏方の仕事に苦痛を感じる人
裏方の仕事に苦痛を感じるなら、IT業界は不向きといえます。
IT業界は、顧客から面と向かって感謝されることはほとんどありません。
顧客の利便性や生産性を、影で支える職業といってもいいでしょう。
そのため、「顧客とのコミュニケーションを大切にしたい」という価値観の方には、向いていません。
その③:「教えてもらう」認識でいる人
いわゆる「教えてクン」も、IT業界では不向きと言えます。
他の業界に比べても、IT業界はあまり教育に積極的ではないです。
とくに技術的なところを質問すると、相手は忙しい中で手を止めて、コードをじっくり読んで原因を突き詰めなければなりません。
そのため、わからないならまずは自分で解決する能力が問われます。
「企業に飛び込めば、教えてもらえる」という考えは、捨てましょう。
その④:コミュニケーションが苦手な人
コミュニケーションが苦手な人も、IT業界に不向きでしょう。
IT業界におけるプロジェクトは、実にいろんな方のいろんな役割があって成り立ちます。
自分がやっている部分が全体のどの部分に影響しているのか理解し、アイデアや進捗などを間違いなく伝える能力は不可欠。
「IT業界はひとりで黙々とPCを触っている」という認識は捨てましょう。
その⑤:年収や将来性で飛びついた人
年収や将来性だけでIT業界に飛びついた方も、向いてない傾向にあります。
一般的にIT業界で活躍するエンジニアはゴリゴリの理系や、プログラミングが昔から趣味な人など、職人肌な傾向にあるためです。
もちろんお金が目的でがんばるエンジニアもいますが、やはりそれはほんの一部。
周りのレベルの高さにギャップを感じてしまい、ついていけず辞める方が多いです。
IT業界ではなく企業が合わないケースもある
「合わない」と悩むのは、IT業界が原因なのではなく、いま勤めている企業が原因であることもあります。
企業が原因であるケースとは、以下のとおり。
その①:スキルアップできない環境にある
その②:残業や休日出勤が状態化している
その③:人間関係がよくない
それぞれ見ていきましょう。
その①:スキルアップできない環境にある
スキルアップできない環境は、企業に原因があります。
たとえばせっかくIT業界にいるのに、
- 単純なエクセル入力作業
- 清掃
など、ノースキルでできる仕事ばかり担当していた場合、嫌気が差すのも当然です。
その②:残業や休日出勤が状態化している
残業や休日出勤が状態化しているケースも、企業に問題ありといえます。
時間外労働の時間を減らせない企業は、残念ながら未来が明るいとは言い難いです。
「労働時間の削減」は、いまや政府が取り組んでいる社会問題でもあります。
その③:人間関係がよくない
人間関係もIT業界ではなく、企業側の問題でしょう。
IT業界における人間関係は、「関係がギスギス」というより「かなりのクセモノがいる」というケースが多い傾向です。
IT業界は職人肌の人が多いですが、企業を変えることで解決する可能性は高いでしょう。
以前の記事、たしかにエンジニアって、性格悪い人多いかも【理由&対策】も参考にどうぞ。
【ケース別】IT業界の合う・合わないの判断項目
自分はIT業界は合ってる?合ってない?
その判断がよくわからない。
と思う方はいるでしょう。
この章では、IT業界が合うか合わないか、判断項目をケース別に紹介します。
その①:人間関係が悪く困っている
人間関係がわるくて困っているなら、IT業界に合っていないわけではありません。
おそらく企業、もしくはその人に問題があるので、別のIT企業に転職を検討するのがいいでしょう。
ただ、IT業界は傾向としてクセモノが多いことは認識しておくべきです。
IT業界にいる以上は、あまり真に受けず、
- サラッとかわしたり、聞き流す能力
- 何を言われても動じない精神の強さ
が、ある程度必要になります。
その②:PC相手の仕事に苦痛を感じる
PC相手の仕事が苦痛なら、おそらくIT業界に合っていないです。
IT業界はPCをはじめ、機械を相手にする仕事です。
ある程度PCが好きであることは、必須条件となります。
PC仕事に苦痛が伴うようであれば、IT業界から退くほうが、うまくいく可能性は高いでしょう。
その③:労働時間に対して収入が低い
労働時間に対して収入が低いのは、IT業界が合わないのでなく、企業側の問題です。
もっとスキルと経験を積み上げ、より稼げる企業に転職しましょう。
そのためには、資格をとったり、他のスキルと組み合わせるなどの「付加価値」をつけることが重要です。
その④:もっと人と会話がしたい
「もっと人と会話する仕事がいい」という場合、IT業界が合ってない可能性が高いです。
IT業界はどちらかというと裏方のため、関係者どうしの事務的なコミュニケーションがメインとなります。
顧客との直接的なコミュニケーションをしたいと考えるなら、IT業界から退くほうが再現性は高いでしょう。
もしくは経験とスキルを積み上げて上流工程エンジニアとなり、「ITコンサルタント」や「セールスエンジニア」のようなポジションを狙うのもひとつです。
その⑤:勉強が苦痛
勉強が苦痛なら、IT業界が合っていないでしょう。
IT業界は次々と新しいイノベーションが生まれ、トレンドもコロコロ変わります。
その新技術に対応すべく、その都度知識をアップデートしなければ、IT業界は務まりません。
IT業界で常に活躍している人は、新しいもの好きで、積極的に学ぶ好奇心をもっています。
IT業界が合わないと思ったときの対策
「IT業界が合っていない」ということがわかった場合、対策は以下の2つが挙げられます。
その①:早めに転職する
その②:フリーランスとして独立する
それぞれご紹介します。
その①:早めに転職する
IT業界が合わないとわかったら、早めに行動することが大切です。
「IT業界から退くのはもったいないかな?」と渋っている時間がもったいないからです。
また、年齢を重ねることで「自身の行動力」と「転職成功率」が下がります。
なのでIT業界が合わないとわかったら、なるべく早めに決断し、動くことも重要です。
以前の記事、IT業界から離れたいなら早めに動こう【我慢は意味ない】も参考にしてください。
- リクルートエージェント:求人数や知名度、規模感でNo.1。
- マイナビジョブ20’s:20代、第二新卒向け。アドバイザーの質も高い。
- doda:使い勝手のよさに定評。案件数豊富でキャリアチェンジにピッタリ。
その②:フリーランスとして独立する
IT業界が合わないなら、フリーランスとして独立するのもひとつの手段です。
IT業界というより、「会社員エンジニア」が合わない方もいるからです。
実際のところ僕自身、会社員エンジニアは合いませんでしたが、フリーランスエンジニアという働き方には苦痛を感じませんでした。
またIT業界での経験さえあれば、フリーランスエージェントで仕事をとることは容易です。
理不尽な人に悩まされたり、自分のペースを大切にしたい方は、検討する価値のある選択となるでしょう。
レバテックフリーランス:登録者数・知名度でNo1。担当者も丁寧で優しい。
ポテパンフリーランス:リモート案件と高単価案件が豊富。担当者の質も高い。
MidWorks:会社員なみの福利厚生。サポートも丁寧で手厚い。
まとめ
以上、IT業界に合わない人の特徴や、合ってない場合の対策などを紹介しました。
記事の内容をまとめると、以下のとおりです。
- 課題を放置したり、裏方仕事が苦痛な人は合っていない。
- 教えてもらう姿勢や、コミュニケーション能力がない人も、合っていない。
- IT業界ではなく、いまいる企業が原因なこともある。
- スキルアップできない環境や、時間外労働が状態化してるなら、企業側の問題。
- 合わないとわかったら、早めに転職したり、独立するのが吉。
IT業界そのものが合わない人もいれば、いま勤めている会社が合わない人もいます。
中には「会社員エンジニア」という働き方が合わず、フリーランスとして独立することで成功する人もいます。
ただの嫌気だけでIT業界から退くのではなく、「自分はどこが合っていないのか」を分析して行動することで、後悔を防げるでしょう。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。