フリーランスに向いてないし、もうやめようかな…。
とは思うものの、諦めきれない。
挽回できる方法とかないかな?
とお悩みの方へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
フリーランスを諦める前にしてほしいこと
— モリ|Web系フリーランス (@MockRoll) October 19, 2022
・「成果はすぐに出る」マインド捨てる
・「自由≠ラク」と心得る
SNSとかで他人の成功報告みて、「成果はすぐに出る」と勘違いする人多すぎ
あとフリーランスは自由だけど、ラクではない
サボった分あとでちゃんとツケが来る#フリーランスと繋がりたい
フリーランスを諦める前にしてほしいこと
・「成果はすぐに出る」マインド捨てる
・「自由≠ラク」と心得るSNSとかで他人の成功報告みて、「成果はすぐに出る」と勘違いする人多すぎ
あとフリーランスは自由だけど、ラクではない
サボった分あとでちゃんとツケが来る
- フリーランスを諦める主な原因がわかり、挫折しなくなります。
- 「向いてなかった」と諦める前の対策がわかり、フリーランスとして挽回できます。
挽回!「フリーランス向いてなかった」と諦める前にやってほしいこと
「僕はフリーランス向いてなかった…」と、会社員復帰を考えている方もいるかと思います。
たしかにフリーランスの場合、成果が出ないと収入にダイレクトに響き、生活できません。
そうなると、自分の無力さや向き不向きを気にしてしまい、つらいですよね。
本記事ではそのような方に向け、フリーランスを諦めてしまうよくある原因と、その対策をまとめました。
これから挽回してフリーランスを続けるために、ぜひ参考にしてください。
「フリーランス向いてなかった」と諦めてしまう原因
「フリーランスが向いてなかった」と諦めてしまう原因は、大きく以下です。
その①:「自由」の意味を履き違えているから
その②:指示されないと行動できないから
その③:意思決定が弱く、先送り癖があるから
その④:寂しがりだから
その⑤:自分の知識に投資できないから
その①:「自由」の意味を履き違えているから
「フリーランスは自由」。
これの意味を履き違えてしまう人は、フリーランスを諦めがちです。
たしかにフリーランスは、作業や休憩の時間、請け負う仕事の量は自由です。
でも休憩ばかりしてれば作業は終わりません。
なのでいずれ、どこかで時間を削ってやる必要があります。
また仕事の量をあまりに減らすと、当然収入は減るので、生活にも困ります。
フリーランスにおける自由とは、あくまで仕事の裁量に限った話です。
ただラクしたいがためにフリーランスを目指した人は、そのギャップに苦しみます。
その②:指示されないと行動できないから
指示されないと行動できないタイプの人も、フリーランスを諦めがちです。
会社員であれば、指示どおりの仕事をこなせば給料が得られます。
しかしフリーランスの場合、自発的に考えて動く必要があります。
そのため、会社員のころと同じ「待ち」のスタンスでいると、間違いなくうまくいきません。
その③:意思決定が弱く、先送り癖があるから
意思決定が弱く先送り癖のある人も、フリーランスを諦めてしまう傾向です。
フリーランスは自分を律して、決断しなければならない場面が多々あります。
かつ、その都度いちいち相談できるような相手もいません。
成果を出す人の共通点は、「意思決定が早く、決断力と行動力がある」こと。
決断力がなく優柔不断な人は、フリーランスになると苦労するかもしれません。
その④:寂しがりだから
フリーランスを諦める人には、寂しがりな人も多いです。
人間関係にさんざん悩んでフリーランスになったけど、いざ人との関わりがガクッと減ると寂しい
このように感じて会社員に戻るフリーランスは多いです。
嫌な人間関係はもちろん、断ち切るに越したことはありません。
しかし根こそぎ人との関わりを断ち切るのは、デメリットもあります。
「他人との会話は、ストレスを解消させる」という研究データもあるからです。
その⑤:自分の知識に投資できないから
フリーランスを諦めてしまう原因として、自分の知識に投資できないことも挙げられます。
どの分野や職種においても、勉強しないと収入は伸びないからです。
ましてやフリーランスは、スキルを切り売りする働き方です。
定期的な知識のアップデートのため、勉強は必須となります。
ここで自己投資をケチっていると、成長は止まり、収入は停滞します。
その結果なかなか収入が伸びず、諦めることにつながります。
フリーランスから会社員に戻るデメリット
フリーランスが向いてないから、会社員に戻ればいいや
と、安易に考えている方もいるでしょう。
しかし、会社員に戻ることにも以下のようなデメリットがあります。
その①:日本の会社員の給料は下がり続けている
その②:終身雇用の時代は終わりといわれている
その①:日本の会社員の給料は下がり続けている
デメリット1つ目は、日本の会社員の給料は下がり続けていることです。
以下のグラフは、世界と比較した日本の平均年収の推移です。
他国は年々上がっている中で、日本は横ばいです。
つまりこれは「おなじ仕事内容でも、海外で働いたほうが高い給料がもらえる」ということ。
参考記事:海外なら同じ仕事で年収数倍に!? 「正直、もう日本では働きたくない」、オーストラリアがアツい理由|Yahoo!ニュース
煽るようで申し訳ありませんが、日本は今後も高齢化が進み、現役世代が減ります。
こういった背景から、日本は衰退している国であることがわかります。
したがって会社員に復帰しても、この先満足できる給料が得られるかは微妙です。
その②:終身雇用の時代は終わりといわれている
終身雇用が終わりといわれていることも、会社員へ復帰するデメリットになります。
2019年5月、かのトヨタの社長が、日本自動車工業会の会長会見にて
終身雇用を続けるのが、だんだん厳しくなってきました。
という旨の発言をしました。
この発言により、世間では「今後、終身雇用が崩壊するかも?」という懸念が強まっています。
参考記事:「終身雇用難しい」トヨタ社長発言でパンドラの箱開くか
日本はこれまで、長く務めるほど給料が上がっていくのが常識でしたが、
- 成果を出さない人でも給料が上がる
- 若い人はモチベの維持が難しい
といったデメリットがありました。
その結果として前述のグラフのように、日本の平均年収が横ばいになっているが現実。
ちなみに平均年収の伸び率1位のアメリカは、年齢や勤続年数ではなく「成果主義」です。
「安定を求めて会社員復帰」と安易に考えるのは、危険かもしれません。
「フリーランス向いてなかった」と諦める前にやること
その①:すぐに成果は出ないものと心得る
その②:フリーランスエージェントを活用する
その③:いったん就職し、副業としてフリーランス事業をする
その①:すぐに成果は出ないものと心得る
向いてなかったと諦める前に、心得てほしいことがあります。
それは、成果はすぐに出るものではないということです。
- 「一定の努力をすれば、成果はせいぜい1ヶ月~1年で徐々に出てくるもの」
- 「それで成果が出なければ、自分はセンスがないし、向いてない」
と勘違いしている方が多いです。
以下の図は、成長曲線と呼ばれるものです。
成果は徐々に伸びるものではありません。
地道に継続することで、ある日を堺に急激に伸びるものです。
しかし大半の人は、上図の「ギャップ」の部分で挫折してしまいます。
「向いてなかった」と判断して諦めるのは、早計かもしれません。
その②:フリーランスエージェントを活用する
「フリーランスが向いてなかった」と感じる理由は、主にお金を稼げないからです。
では、なぜお金を稼げないか?仕事が取れないからです。
仕事が取れずお金を稼げないなら、フリーランスエージェントを活用しましょう。
おすすめのフリーランスエージェントは以下です。
いずれも経験が浅い方、もしくは未経験の方でも紹介してもらえる案件数が多いためです。
無料で利用できますので、まずは登録してみることをおすすめします。
レバテックフリーランス:登録者数と知名度はNo1。案件数も圧倒的。
MidWorks:担当のコンサルタントの質、福利厚生の内容に定評あり。
クラウドテック:フルリモート、週2~3など、柔軟に働ける案件の豊富さがウリ。
その③:いったん就職し、副業としてフリーランス事業をする
いったん就職し、副業としてフリーランス事業を行うこと。
一時的にフリーランスからは離れることになりますが、有効な対策です。
副業としてフリーランス事業を続けつつ、安定してきたら会社をやめる方法になります。
もしフリーランス事業がうまくいかなくても、収入が途切れないため、精神には優しいでしょう。
なお、以下の転職サイトは以下がおすすめです。
いずれも求人数は、業界最多水準となっています。
そのため「フリーランスから会社員に戻りたい」という方も、スキルを活かせる求人が見つかります。
リクルートエージェント:知名度や規模、求人数ともに国内トップクラス。
- マイナビジョブ20’s:20代、第二新卒向け。アドバイザーの質も高い。
doda:幅広いジャンルの求人に定評。転職サイトorエージェント、両軸で使用可能。
まとめ
以上、「フリーランス向いてなかった」と諦めてしまう原因や、挽回の方法について紹介してきました。
記事の内容をまとめると、以下のとおりです。
- フリーランスは言うほど自由ではない。
- 指示待ち、かつ決断が遅い人は、フリーランスを諦めがち。
- 現代においては、会社員に戻るにもデメリットがある。
- 成果はすぐには出ない。コツコツ積み上げる必要あり。
- フリーランスエージェントを積極的に活用することがカギ。
- いったん就職し、安定するまで副業として営むのも手。
今後も長くフリーランスを続けていくために、正しく対策を行い、挽回していきましょう。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。