エンジニアを辞めた後のキャリアって、やっぱりIT系に限定されるの?
実際にエンジニア辞めた人は、どんなキャリアを選んでるんだろう。
とお悩みの方へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
エンジニアは専門職
— モリ|フリーランスWebライター (@MockRoll) March 15, 2023
でも辞めた後の選択肢が豊富
理想の企業をめざす
独立する
まったくの他業種へ転職
など
専門職としてがんばってきたことは、どの業界からも必ず評価してもらえる
経験を積んだら、臆せず積極的にやりたいことにチャレンジしよう#駆け出しエンジニアとつながりたい
エンジニアは専門職
でも辞めた後の選択肢が豊富理想の企業をめざす
独立する
まったくの他業種へ転職
など専門職としてがんばってきたことは、どの業界からも必ず評価してもらえる
経験を積んだら、臆せず積極的にやりたいことにチャレンジしよう
- セカンドキャリアの選択肢が増え、積極的に挑戦できるようになります。
- エンジニアを目指すうえでの不安を解消できます。
エンジニア辞めた後は選択肢は限られる?【いいえ】具体例を紹介
エンジニアを目指す人や、いまエンジニアとして働く人の中には、
- エンジニアになると、その後のキャリアの選択肢は限られる?
- 専門職だから、やっぱり一生IT系で働くほうがいい?
と気になる方も多いと思います。
しかしエンジニアを辞めても、とくに選択肢が限られることはありません。
本記事でいいたいことは、以下のとおりです。
エンジニアを辞めても、その後の選択肢は多岐にわたる。
ある程度経験を積んだら、積極的に気になることに挑戦するのが吉。
エンジニアを辞めた後のキャリアの具体例
エンジニアを辞めた後のキャリアとしては、主に以下が挙げられます。
その①:他の好きなIT企業に転職
その②:フリーランスとして独立
その③:ITコンサルタントや講師になる
その④:起業する(システム・アプリの開発)
その⑤:起業する(法人の設立)
その⑥:SES業界へ転職
その⑦:他業種へキャリアチェンジ
それぞれ詳しく紹介します。
その①:他の好きなIT企業に転職
エンジニアを辞めた後も、IT業界で活動していく選択肢です。
たとえば
- よりモダンなWeb系自社開発企業
- 今より高い給料が期待できて自由度の高い企業
- 上流工程を行っている大手IT企業
といった、今よりも良い待遇を求めて転職を行うのもいいでしょう。
エンジニア経験さえあれば、理想のIT企業へ転職できる可能性も上がります。
会社員として働くことに変わりはないため、確実な年収アップが見込めます。
その②:フリーランスとして独立
企業に勤めることなく、フリーランス(個人事業主)として独立する選択肢です。
実務経験で培った知識やスキルを活かし、自らで仕事を受注して稼ぐ働き方になります。
自分の裁量で仕事ができるため、時間や場所に縛られない「自由な働き方」が可能。
そして働いたぶんだけ自分の報酬になるので、会社員以上の収入も期待できるでしょう。
ただ収入が不安定になるデメリットがあるので、できる限り「安定収入が見込める状態になってから辞める」ことをおすすめします。
その③:ITコンサルタントや講師になる
実務で経験した知識やスキルを活かし、ITコンサルタントやスクール講師として働く選択肢です。
ITコンサルタントは、クライアントに対し、
- 経営課題の抽出
- 課題解決に必要なシステムの選定・導入サポート
といった作業を行います。
またスクール講師はその名のとおり、ITスクールなどの「講師」として、エンジニアの指導・教育を行います。
専門的で高度な知識やスキルが問われますが、そのぶん高い年収が期待できるでしょう。
その④:起業する(システム・アプリの開発)
自らでITシステムやアプリケーションを開発し、起業する選択肢です。
自分自身の観察眼やアイデア力を活かし、世の中にない新たなシステムを開発する働き方となります。
作ったシステムが人気を集め、多くの人に利用してもらえれば、大きな不労所得となるでしょう。
ただし競合他社が多い現代において、個人でそのようなシステム・アプリを開発するのは難しいのも事実です。
その⑤:起業する(法人の設立)
自らで「お客様の悩みを解決するIT事業」として、起業する選択肢です。
一般的には個人事業主として事業を営んでいく方が多い中で、事業規模の拡大をめざして本格的に法人を設立するパターンになります。
顧客ニーズの分析や付加価値、そしてときに大胆な行動力が必要になりますが、ビジネスが軌道に乗れば大きく稼ぐことも可能になるでしょう。
その⑥:SES業界へ転職
SES業界へ転職する選択肢です。
SES業界は一般的なIT企業と比較し、以下のメリットがあります。
- 傾向として、給料が高く交渉もとおりやすい
- いろんな企業のいろんな技術に触れられ、経験値が得られる
- 資格手当など、スキルによって年収が上がりやすい
この背景から、あえてSES業界を好んで選択する方もいます。
もし実務経験やスキルがあるなら、SES業界でも大きく活躍できるでしょう。
その⑦:他業種へキャリアチェンジ
他業種へキャリアチェンジする選択肢になります。
IT業界と関連する業種を選ぶ方もいれば、まったく関係ない業種を選んですっかりITから退く方もいます。
エンジニア経験者は傾向として、セカンドキャリアとしてデザイナーやライターに転身する方が多いです。
とはいえ「エンジニアとして勉強し、専門スキルを身に着けて活動した」という実績は、どんな業種からも高く評価されることは間違いありません。
エンジニアを辞める前にやっておきたいこと
エンジニアを辞める決断をする前に、まずやっておきたいことは以下のとおり。
その①:いまの自分のスキルレベルや市場価値を知る
その②:なるべく積める経験は積んでから辞める
その③:副業などで別の稼ぎ方を経験しておく
それぞれ見ていきましょう。
その①:いまの自分のスキルレベルや市場価値を知る
いまの自分の「スキルレベル」および「市場価値」は、把握しておきましょう。
エンジニアはスキルを活かす仕事である以上、
- いまの自分のスキルはどの程度なのか
- 辞めた後、どんな働き方ができるかイメージできるか
- タイミング的にいま辞めるべきなのかどうか
は、頭の中で把握しておく必要があります。
これらがわからないままエンジニアを辞めても、なかなか活躍できず苦しむ可能性が高いです。
結果、後悔の多い「不毛な転職」となってしまいます。
ただ自分のスキルや市場価値を、自分自身で知ることは難しいのが現状です。
もしエンジニアをやめてセカンドキャリアに進むなら、転職エージェントの利用をおすすめします。
登録者一人ひとりにつくアドバイザーが客観的な視点で市場価値を分析し、最適な企業を紹介してくれるからです。
転職エージェントの種類はさまざまですが、以下の大手エージェントの登録はマストです。
もしくはフリーランスとして独立するなら、フリーランスエージェントへの登録がおすすめ。
利用することで、エンジニアを辞めた後もスムーズに仕事を紹介してもらえ、収入が途切れなくなります。
僕がエンジニアを辞めたとき、実際に使ってみて、いいと思ったものは以下です。
その②:なるべく積める経験は積んでから辞める
なるべく実務で積める経験は、積んでから辞めたほうがいいでしょう。
たとえば以下のような場合は、すぐには辞めないほうがいいです。
- 直近で、過去イチの大規模なプロジェクトが控えている
- 2ヶ月後、経験したことがない言語や技術に触れる機会がある
このように直近で、「新たな経験が積めそうな機会」があるなら、経験してから辞めるべきです。
企業での実務の最大のメリットは、経験値を積めること。
そのメリットは存分に活かすことが大切です。
その③:副業などで別の稼ぎ方を経験しておく
エンジニアを辞める前に、副業などで「別の稼ぎ方」を経験しておくことが大切です。
それによって会社を辞めた後の立ち回りがスムーズになり、より早い段階で稼げるようになります。
以前の僕は、会社員以外の稼ぎ方をまったく知らないままフリーランスとして独立し、仕事をとるまでに苦労しました。
その間はもちろん収入もなかったため、不安で仕方がなかったことを覚えています。
独立を考えている方はもちろんそうでない方も、「自分のスキルで稼ぐ」という経験はあるに越したことはありません。
まとめ:エンジニア経験を積んだら積極的にやりたいことに挑戦しよう!
以上、エンジニアを辞めた後のセカンドキャリアについて見てきました。
記事の内容をまとめると、以下のとおりです。
- エンジニアを辞めても、選択肢が限られることはない。
- あらゆるセカンドキャリアがあるうえ、エンジニア経験はどんな業界からも高く評価される。
- 辞める前に、自分のスキルレベルや市場価値の棚卸しが大切。
- 実務や副業など、積める経験はなるべく積んでから辞めるほうがいい。
エンジニアのセカンドキャリアとして、選択肢は豊富にあります。
またエンジニアとしてがんばってきたことは、間違いなくどの業界でも評価してもらえます。
なので、ある程度エンジニアとして経験を積んだら、臆せずやりたいことに挑戦してほしいと思います。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。