今後、コーディングはなくなる?←可能性は大です

悩んでる人

今コーディング勉強中なんだけど、ネットとかSNSで「オワコン」だの「今後なくなる」だの、散々言われてて不安。
コーディングがんばっても、今後の時代を考えると意味ないのかな。

というお悩みをもった方へ向けた記事になります。

先日のツイートです。

コーディングが今後なくなる可能性は確かにあると思う
言うまでもなく、ノーコードツールの充実・進化の影響のため

でもコーディング習得がムダとは思わない
「ノーコードで実装しきれないコアな実装」みたいな需要はまだまだある

また他のスキルつければ相乗効果も期待できる
身につけといて損なし

この記事を読むメリット
  • 結論、コーディングは習得して損のないスキルとわかるので、意欲的に学習を継続することができます。
  • 今後の時代を考えた、「コーディング以外に身につけるべきスキル」がわかります。
目次

今後、コーディングはなくなる?←可能性は大です

今後、コーディングはなくなる?←可能性は大です

タイトルのとおりですが、今後の時代を考えるとコーディングはなくなる可能性は大です。

しかし先に結論を言うとコーディングの勉強は決してムダではありません。

この記事ではその理由や、また今後身につけた方がいいスキルについてまとめました。

コーディングがなくなると思う理由

コーディングがなくなると思う理由

コーディングがなくなると思う理由は言うまでもなくですが、

ノーコードツールの充実・進化が進んでいるからです。

ノーコードツールとは、コーディングしなくても簡単にサイトが作れるツールのことです。
具体的には以下のようなものがあります。

  • Shopify
  • bubble
  • STUDIO
  • ペライチ
  • WIX

これらはほんの一部。
まだまだこの他にも様々なツールやサービスが存在します。

これらのツールが今後どんどん増え、日々アップデートし進化していることを考えると「コーディングがいらなくなる未来」はそう遠くない気がしてきます。

例えるなら「ネットニュースに仕事を奪われる新聞業界」みたいな感じです。

それでも、コーディングは習得した方がいい

それでも、コーディングは習得した方がいい
悩んでる人

んじゃ、コーディングは今から勉強しても意味ないってこと?

という質問に対しては、ノーです。

それでもコーディングは習得しておくべきです。

レベル的には、デザインカンプからのピクセル単位のコーディングくらいはできるようになっておいた方がいいです。

理由としては以下です。

理由①:他のスキルとかけ合わせることで、相乗効果を得られるから
理由②:ノーコードでは実装しきれない部分がまだあるから
理由③:コーディングスキルのみでも、転職できる可能性があるから

それぞれ解説します。

理由①:他のスキルとかけ合わせることで、相乗効果を得られるから

理由①:他のスキルとかけ合わせることで、相乗効果を得られるから

コーディングをやった方がいい理由1つ目は、「他のスキルとかけ合わせることで、相乗効果を期待できるから」です。

例えばコーディングスキルに加え「デザインスキル」があれば、クラウドソーシングなどで受注率は格段にアップします。

また、コーディングスキルに加えてプログラミングの知識があれば「動きのあるWebサイト」の実装が一人でできるようになるので、仕事の単価を増やすことにもつながります。

その他にもコーディングと合わせて相乗効果を期待できるスキルがたくさんあり、本記事でも後述しています。

理由②:ノーコードでは実装しきれない部分がまだあるから

理由②:ノーコードでは実装しきれない部分がまだあるから

コーディングをやった方がいい理由2つ目は、「ノーコードでは実装しきれない部分がまだあるから」です。

ノーコードツールは日々進化して便利になっているものの、凝ったデザインのサイトを作れるほどの自由度があるかというと現段階ではイマイチ。

ノーコードツールで実装できる範囲「外」の実装を求めるとなると、やはりコーディングはどうしても必要になります。

また他ノーコードはサービスによっては「読み込み速度が遅い」という難点もあったり、「サービス自体が終了したらパーになる」みたいなデメリットも避けて通れません。

コーディングがある程度淘汰されても、「細かな部分の実装や調整」といった用途で需要はありそうです。

逆にその調整ができるか否かで、差がつくかもしれません。

理由③:コーディングスキルのみでも、転職できる可能性があるから

理由③:コーディングスキルのみでも、転職できる可能性があるから

コーディングをやった方がいい理由3つ目は、「コーディングスキルのみでも、転職できる可能性があるから」です。

コーディングスキルを身に着けてIT業界に飛び込むことができれば、イヤでも他の様々なスキルや経験が身につきます。

また、わからない部分は周りに聞くこともできるのもメリット。

そうこうしてスキルを磨けば人材価値を向上させることにつながるうえ、フリーランスとして独立するという選択肢も増えてきます。

なのでまずは「転職狙いでコーディングを学ぶ」のもひとつかもしれません。

しかし転職を狙うとなると、やはり「ピクセル単位のコーディング」くらいのレベル感はどうしても必要になってきます。

コーディングとかけ合わせるべきスキル

コーディングとかけ合わせるべきスキル

前述したとおり、コーディングは他のスキルとかけ合わせることで、相乗効果を得られます。

コーディングとかけ合わせるべきスキルとしては、以下のとおりです。

その①:ノーコードツール
その②:デザイン
その③:プログラミングの知識

その①:ノーコードツール

その①:ノーコードツール

ノーコードツールの登場によりコーディングがなくなっていくなら、ノーコードツールを学べばいい話です。

「ノーコードで素人でも簡単にサイト作れる」といえど、「どんなことができるか、どんなツールがどこにあるか」などはある程度勉強しないと、まともなサイトは作れません。

クラウドソーシングで案件をざっと見た感じ、ノーコードツールの中でも以下は需要あるように見受けられます

  • Shopify
  • ペライチ
  • WordPressプラグイン「Elementor」

全てを確認し集計したわけではないので、需要のあるノーコードツールは各自ググってください。

その②:デザイン

その②:デザイン

コーディング完璧でも、ノーコードツール100%使えても、結局ものを言うのは「センス」です。

その「センス」を磨くために、デザインのスキルを身に付けるのは大いに有効。

クラウドソーシングのコーディング案件を眺めていても、コーディング案件にはほぼ必ず「デザイン」がつきまといます。

求められているのはコーディングスキルでもノーコードのスキルでもなく、結局のところ「センスのいいデザイン」だったりするのでこれを肝に銘じた方がいいです。

なのでコーディングやノーコードの技術に「デザインスキル」がプラスされれば、大きく差別化できます。

その③:プログラミングの知識

その③:プログラミングの知識

「コーディングはプログラミングと呼ぶか否か問題」などありますが、本記事では「コーディングとプログラミングは別もの」と定義します。

コーディングとかけ合わせるスキルとして、プログラミングの知識があるといいです。

具体的には「JavaScript」を学ぶといいと思います。

コーディングスキルに加えてJavaScriptの知識とスキルがあれば、「動きのあるWebサイト」の実装が一人でできるようになり、単価を上げることにつながります。

またJavaScriptは動きをつけるだけでなく、以下のような高度な実装も可能にします。

  • 画像スライダーの自作
  • Ajaxを用いた非同期通信
  • リアルタイムで動くグラフ作成

これらもできるようになると、クライアントからのとっさの依頼にも慌てず対応でき、印象アップに直結するのでオススメです。

まとめ:コーディング習得は決してムダじゃない

まとめ:コーディング習得は決してムダじゃない

以上、「今後、コーディングはなくなる?←可能性は大です」でした。

ノーコードが充実・進化しているため現代では、「コーディングだけできる人」は淘汰されます。

とはいえコーディングは、Web業界で働くにあたって「土台」になりうる部分なので、習得することは決してムダではありません。

コーディングは何かと他のスキルと合わせやすいのでぜひ習得し、他のスキルをかけ合わせ、人材価値をどんどん上げていきましょう。

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