エンジニアだけど、英語まったくできない。
英語できないとプログラミングって厳しい?
といった疑問をもつ方へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
プログラミングに英語力は必須じゃない
— モリ|Web系フリーランス (@MockRoll) August 22, 2022
どちらかというと、技術力の方が大事
しかし付加価値として英語力つければ強い
英語できる日本人プログラマーは希少性高いから
技術力・英語力
どっち習得しても、収入アップにつながる
深く考えす好きな方やりましょう#駆け出しエンジニアと繋がりたい
プログラミングに英語力は必須じゃない
どちらかというと、技術力の方が大事しかし付加価値として英語力つければ強い
英語できる日本人プログラマーは希少性高いから技術力・英語力
どっち習得しても、収入アップにつながる深く考えす好きな方やりましょう
- プログラミングに英語力は必要ないことがわかります
- ポジティブな気持ちでプログラミングを続けられます
英語できない人はプログラミング不向き?【←不向きじゃない】
この記事を書いている僕は現在フリーランス2年目になります。
エンジニアとしても活動しており、過去にシステム開発会社での就業経験もあります。
まずはじめに、本記事で言いたいことは以下です。
英語できない人は、プログラミングに不向きなんかじゃない。
でも、より高みを目指すならできるに越したことはない。
英語力はあればいいけど別に必須ではない、というスタンスになります。
プログラミングでただ開発する分には英語はできなくていい理由
プログラミングでただ開発する分には、英語はできなくてOKです。
理由は以下のとおり、それぞれ解説します。
その①:必要なのは単語力だから
その②:実際、英語ができないプログラマーの方が多いから
その①:必要なのは単語力だから
プログラミングをするうえで、英語はできなくても問題ありません。
必要なのは、単語力だからです。
プログラミングに頻出する単語の意味さえわかればいいでしょう。
たとえば変数に使われる単語。
それぞれ意味がわかれば挙動や役割がイメージでき、理解が早くなります。
またエラー構文。
一部の単語の意味さえわかれば、原因の特定は容易になります。
開発において英語を読んだり話したりするスキルは、とくに使いません。
その②:実際、英語ができないプログラマーの方が多いから
日本では、英語ができないプログラマーの方が多いです。
それでも問題なく業務が回っているのはなぜか。
とくに英語力が必要ないためです。
必ずしも英語ができるからといって、プログラミングができるわけではありません。
これだけでOK!英語できないプログラマーがやるべきこと
英語できないプログラマーがやるべきことは、以下のとおりです。
その①:翻訳ツールを使う
その②:エラー構文は部分的にググる
その①:翻訳ツールを使う
翻訳ツールを使って、分からない単語をピンポイントで調べることです。
わからない単語の変数などに出くわしたら、翻訳で意味を調べるクセを付けましょう。
単語の意味を理解することで、挙動や役割がイメージできます。
それによって、プログラミングに対する理解がより深まります。
翻訳ツールは、以下のようなものがあります。
その②:エラー構文は部分的にググる
エラー構文がやたら長文のものだと、精神的に落ち込むものです。
しかし大体、エラー構文で重要なのはほんの一部です。
例えばC#で、以下のようなエラー構文があったとします。
CS0103 The name ‘Team_Tanaka’ does not exist in the current context
この場合のググり方としては、以下です。
CS0103 does not exist in
英語が読めなくても、
- 構文はじめのエラーコードを含める
- 本人にしかわからないような独自の文字列を省く
といった工夫しだいで、それらしき情報にたどり着けます。
プログラミングで高みを目指すなら英語はできたほういい
ただプログラミングで開発する分には、英語力は必要ないと前述しました。
しかしプログラミングでより高みを目指すのであれば、英語はできたほうがいいでしょう。
ここでいう高みとは、以下のようなものです。
- グローバル企業や外資系のプログラマーとして働きたい
- より最先端のツールや技術を用いた開発がしたい
- エンジニアとして、海外で働きたい
- 開発スピードをもっと早め、生産性を上げたい
このようなものを求めているなら、英語力はあるに越したことはありません。
プログラミングにおいて英語ができるとなにが嬉しいか
プログラミングにおいて、英語ができると嬉しいことがたくさんあります。
具体的には、以下のようなものです。
その①:理解の速度が上がる
その②:翻訳の手間が省け、生産性が上がる
その③:変数を決めるのに時間がかからない
その④:海外の技術系記事が読める
その⑤:年収アップも狙える
その①:理解の速度が上がる
英語ができれば、理解の速度は上がります。
言わずもがな、プログラミングは全て英語だからです。
英語ができる人とできない人。
同じくゼロの状態から始めても理解や習得が早いのは、英語ができる人でしょう。
その②:翻訳の手間が省け、生産性が上がる
英語ができれば、生産性が上がります。
翻訳ツールを使って調べる手間が省けるためです。
表示されたエラー構文の単語を瞬時に理解できれば、すぐに解決策を考えるフェーズにうつれます。
こういった小さな時間の積み重ねが、生産性に大きく影響するものです。
その③:変数を決めるのに時間がかからない
こちらも生産性に直結するメリットです。
英語ができれば、変数の名前を決めることに時間がかかりません。
本来、任意の変数名は決めるのが面倒です。
変数名に該当する単語を決め、その単語を英語にしなければなりません。
しかし英語ができれば、英語が瞬時に思いつきます。
そのため変数名に迷うことが減り、開発スピードが上がります。
その④:海外の技術系記事が読める
英語ができれば、海外の技術系記事が読めるようになります。
プログラミングをやっていると、以下のような悩みに必ず直面します。
- エラーの解決方法をいくら調べても、出てくるのは全て英語の記事ばかり。
- 翻訳してもぎこちない日本語になり、まったく伝わらない。
その結果、探してる情報があるかもしれないのに、そのページから離脱します。
こうなると時間の損失です。
ググる時間が短くなれば、プログラマーにとってかなり大きな時短になります。
その⑤:年収アップも狙える
プログラマーとして英語ができれば、年収アップを狙えます。
英語が話せる日本人プログラマーは、希少価値が高いためです。
転職やスキルシートの提出の際、大きなアピールポイントになります。
その結果として交渉にも応じてもらいやすくなり、年収アップにつながります。
プログラミングの付加価値として英語は最適
プログラマーとして働く人の中には、
ライバルと差別化するために、付加価値がほしい…。
と考える方もいると思います。
そのような方にとって、英語は強力な付加価値となります。
英語ができる日本人プログラマーは希少価値が高いからです。
もしプログラマーとして英語を学びたいなら、スタディサプリがおすすめです。
現代ではネットの情報やYouTube動画でも、学習は十分にできます。
しかし人の意思は弱いので、ある程度お金をかけないとモチベにつながらず、挫折します。
そうなると、それこそ時間の損失となってしまいます。
プログラマーとしてより長く太く活躍していきたいなら、英語は強力な付加価値となるでしょう。
まとめ
以上、英語力は必要ない理由や、英語ができることによるメリットを解説しました。
本記事をまとめると以下になります。
- 英語ができなくても、プログラマーは務まる
- 単語の意味を理解し、翻訳ツールを使えばOK
- 高みを目指したり付加価値が欲しいなら、英語はおすすめ
プログラマーに英語力は必須ではありません。
どちらかというと必要なのは技術力です。
とはいえ英語を付加価値として身につければ、強力な武器になります。
興味のある方や時間に余裕のある方は、英語を学んでみるのもいいかもしれません。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。