勉強について。「手段を目的化」してない?

勉強する理由はなんですか?

  • 収入を伸ばしたいから?
  • 資格を取得したいから?
  • 毎朝のルーティンであるエクセル作業を自動化したいから?
  • 自分のマイ・ホームページを作って公開したいから?
  • 日々がもっと豊かになる便利なアプリとか作ってみたいから?

今回は過去の自分に強く伝えたい系の記事です。

僕は2019年の4月頃からプログラミングに出会い、学習をはじめました。

それから丸2年回り道を繰り返して、今はWeb制作やデザインやライティングという分野に落ち着き、なんとか普通の生活ができている状況です。

ですがこれは2年間積み上げてきた成果ではなく、紛れもなく方向がブレまくって2年かかっているだけです。

回り道しても大丈夫。無駄なことなんてない。

確かにそれもそうですが、できるなら「最短で成果を出したい」ですよね。

目次

意識してほしいこと

意識してほしいこと

最短で成果を出したいなら意識してほしいことは、

勉強の目的は何かを常にはっきりさせておくこと

です。

タイトル通りですが、「手段を目的化」してませんか

勉強することで「勉強した」という安心感とか満足感に浸ってませんか?

これあるあるなので結構注意です。

目的が曖昧ではっきりしてないと、正直勉強する意味ってあんまりないと思います。

勉強は冒頭でつらつらと書いたような明確な目的があってこそ、成り立つものです。

その目的にまっすぐに向かうことこそが、「効率のいい勉強」といえます。

もし目的がはっきりしないなら、目的をはっきりさせることに時間を使いましょう

一日でも、一週間でも悩んで、明確な目的を作ってみてください。

「とりあえずやっとこうかな」という気持ちで着手する勉強より、確実に効率がいいし、遠回り防止に繋がります。

「目的があるから、弾丸は速く飛ぶ」という言葉もあります。

「そもそも俺、なんで勉強してんだ?」っていう本質を見失わないよう、意識してみて下さい。

目的を定め、見失わないための対策2つ

対策

目的を定め、見失わないための対策としては以下の2つ。

その①:紙に書いて目の付く所に貼っておく
その②:勉強を始める前に、ノートに書き、週1で見返す。

それぞれ解説します。

その①:紙に書いて目の付く所に貼っておく

「〇〇の資格取得」
「〇〇で月収〇〇万」
「◯年◯月までに海外移住」

こういった目標とか目的を言語化し、太いペン等で紙にデカデカと書き、常に目に付く所に貼っておきます。

常に目に付く所ってどこって話ですが、個人的にいいと思ったのが下記の3箇所。

トイレ
スマホの壁紙に設定
ベッドの枕の真上(天井)

上記はいずれも「よし勉強しよう!」とタイミングにはならない場所です。

どちらかというと「無意識になるエリア」です。

この無意識になるエリア」を、いかに活かせるかが大切です。

その②:勉強を始める前にノートに書き、週1で見返す。

ノートに残しておくもの効果的です。

まず、目標とか目的をノートにデカデカと書きます。

1ページの1/2くらい使っていいと思います。

そして曜日を決めて、目的を見返します。

その目的に対して

「自分が出来たことは何か、出来なかったことは何か、それに向けて何するか、」

ということを思考します。

Will Can Must みたいな感じでしょうか。

前だけを見て突き進むのもかっこいいものですが、振り返りも侮るなかれ、です。

勉強法:辛いけど、「アウトプット」

勉強法:辛いけど、「アウトプット」

「辛いかもだけどアウトプットが大事」という話をします。

インプット3割、アウトプット7割

何かを得るのであれば、インプット < アウトプットです。アウトプットあってのインプットです。

具体的に言えば、100m走をする陸上選手は、走る練習をしなければ決して早くは走れないわけです。

  • あれこれ考える前にまず走ってみる。(アウトプット)
  • その上で自分には何が足りないのかを研究する。(インプット)

自分に足りない部分は勿論、実際に走ってみた感触、次に向けての課題、実際に走った経験から来る自信等は、実際に走り出した人しか味わうことは出来ません。


RPGに例えるなら、とりあえず「今のレベルでボスに挑もうぜ」という話です。

実際戦ってみて、

  • 相手のHPどれくらい減らして負けたか
  • アイテムはどんなものがあればよかったか

それを分析した上で、次の戦いに向けて戦略を立てましょう、ということです。

余裕で勝てるくらいのレベルに達し、安心感に浸りながらボスに挑むのは、効率を考えると微妙です(それはそれで別にいいと思うし自分もそっち派)。

勉強でもこれと全く同じことがいえると思います。

アウトプットをし、自分に足りていない部分を知ってこそ、インプットが捗るものです。

実際アウトプットって辛いと思う

「足りてない部分を知る」というのは言い換えれば、「今のレベルを認めること」です。

実際に過去問題を解いてみる

100問中正解20問

心折れる

実際模写コーディングしてみる

ヘッダーで躓く

心折れる

実際にマクロを組んでみる

普通に動かない

心折れる

アウトプットって、インプットに比べて自分の無力さに直面することになるから辛いです。

辛いですがこの部分はどうしても避けられないと思います。

勉強は基本自分との戦いです。言い換えれば「自分の無力さとの戦い」です。

プライドを捨てて自分の実力を認めた上で、どう勉強すればいいか?を考えましょう。


過去の自分はインプット過多で、アウトプットをとにかく怖がってました。

理由は要するに「プライド」だったのかなと思っています。

  • 「これだけインプットしても実際やってみたら手が動かない。認めたくない。」
  • 「出来ない、分からない、手が動かない事実に直面し、また勉強し直すのしんどい。」

自分の無力さを目の当たりにするのが怖くて、認めたくなかった。

そんな自分に一言。

プライドなんか捨てろ!!まず己の無力さを知れ!!

まとめ

偉そうなことつらつらと書きてきましたが、自分もまだまだ勉強中の身です。

勉強の目的や、最終的なゴール設定をもっと明確化できていれば、今より早い段階で成果を出すことも出来ていたのかな、と記事を書きながら思いました。

最後にこの記事の内容をまとめると

目的をはっきり明確化

積極的にアウトプット

出来なくて心折れる

出来るようになるために頑張る。

です。

勉強に限らず、全ての物事や行動には目的があります。

その本質の部分を常に意識した上で行動していきたいですね。

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