フリーランスって使えない人多くない?
仕事をフリーランスに発注すること自体、やめたほういいの?
とお悩みの、発注者の方々へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
発注者が「使えないフリーランス」に当たってしまう理由
— モリ|フリーランスWebライター (@MockRoll) September 4, 2023
①営業に前のめりなのは主に駆け出し
②優秀な人は仕事が埋まっている
③傾向としてフリーランスは社会不適合者が多い
予めテストを設けたり、エージェント経由でフリーランスを探すのが得策#駆け出しエンジニアと繋がりたい #フリーランス
発注者が「使えないフリーランス」に当たってしまう理由
①営業に前のめりなのは主に駆け出し
②優秀な人は仕事が埋まっている
③傾向としてフリーランスは社会不適合者が多い予めテストを設けたり、エージェント経由でフリーランスを探すのが得策
- 使えないフリーランスの避け方がわかり、時間とお金の損失を回避できます。
【発注者向け】使えないフリーランスに当たってしまう理由と見極め方
フリーランスに仕事を発注したものの、あまりの使えなさに愕然としてしまう。
このような経験をしている発注者の方は、多いのではないでしょうか。
本記事を書いている僕は、2020年10月からフリーランスとして活動しています。
今でこそマシになったものの、独立当初は紛れもない「使えないフリーランス」でした。
今回はそんな僕の観点から、使えないフリーランスに当たってしまう理由と、避けるための対策を紹介します。
使えないフリーランスの特徴
まず、使えないフリーランスとは、具体的には次のような特徴をもつ方々のことです。
- その①:納期を守らない
- その②:音信不通になる
- その③:クオリティが低い
- その④:労働日数が少なすぎる
- その⑤:文章や交渉ばかり一生懸命
それぞれ解説します。
その①:納期を守らない
納期を守れないのは、使えないフリーランスの代表格です。
フリーランスに限らず、ビジネスマンとして期限や時間を守るのは当たり前のこと。
それすらできなければ、使えない人と認定されても仕方ありません。
その②:音信不通になる
プロジェクト開始直前、または最中などで、音信不通になるフリーランスもいます。
ドタキャン自体避けるべきですが、やむを得ず参加が難しくなったら、その旨の報告と謝罪を入れるのが常識です。
音信不通は発注者からすれば多大な時間の損失につながるので、かなり迷惑です。
その③:クオリティが低い
納品物のクオリティが低いパターンです。
「発注者が求めるものを理解していない」ともいえます。
具体的には、
- 指定の作業ルールを無視している
- 冗長なプログラムの書き方をしている
- 文章が幼稚でわかりにくい
- デザインがなんとなくダサい
といったものです。
その④:労働日数が少なすぎる
労働日数が少ないフリーランスも、使えない認定されます。
たとえば、発注者としては週5とかで働いてほしいのに「週1~2日を希望」などと言われると、いったい何ができるのか疑問符がつくものです。
「フリーランスなら週1~2で働ける!」といった謳い文句もありますが、実際のところ週1~2で働かせてくれる発注者はほとんどいません。
その⑤:文章や交渉ばかり一生懸命
文章や交渉ばかりに懸命なのも、使えないフリーランスの特徴です。
確かに「単価は交渉しないと伸びない」ことは、間違いありません。
しかし発注者がフリーランスに求めているのは、努力や継続などではなく「成果」だけ。
単価アップに応えられるほどの「成果」が得られてない、もしくは相応の価値を提供できてない限り、発注者が単価を上げるメリットはありません。
このことへの理解が足りていないフリーランスは、けっこう多いです。
使えないフリーランスに当たってしまう理由
使えないフリーランスに巡り合ってしまう理由は、大きく次のとおり。
- その①:営業に前のめりなのは主に駆け出しフリーランスだから
- その②:使えるフリーランスはすでに仕事が埋まっているから
- その③:そもそもフリーランスは社会不適合者が多い傾向だから
それぞれ解説します。
その①:営業に前のめりなのは主に駆け出しフリーランスだから
あくまで傾向ですが、SNSや問い合わせで積極的に営業をしてくるのは、主に駆け出しフリーランスです。
駆け出しフリーランスはこれといった実績が少ないので、前のめりで営業に取り組まないと、生活できないからです。
これはクラウドソーシングなどでもおなじ。
なにか案件を発注しても、応募してくる人の9割は駆け出しです。
なので自ら探さず、「来る人から選定する」スタイルの発注者は、使えないフリーランスに会う可能性は高くなります。
その②:使えるフリーランスはすでに仕事が埋まっているから
使えるフリーランスはだいたい、すでに仕事が埋まっています。
発注者側も、「しっかり成果を出して企業に貢献し、信頼を築いているフリーランス」を手放すことはないからです。
その③:そもそもフリーランスは社会不適合者が多い傾向だから
あくまで傾向ですが、フリーランスは社会不適合者が多いです。
具体的には、
- 朝起きれない
- 当たり前の人付き合いができない
- 限られた環境でしか作業できない
- 一つのことしかできない
といった方々もたくさんいます。
ここで発注者が求めることができないと、「フリーランスは使えない」となってしまいます。
使えないフリーランスを避ける(見極める)方法
使えないフリーランスを避けるための方法として、次の3つが挙げられます。
- その①:テスト・トライアルを設ける
- その②:フリーランスエージェント経由で発注する
- その③:実績は量よりも質を見る
それぞれ解説します。
その①:テスト・トライアルを設ける
重要な仕事を任せる前に、テスト受注、およびトライアルを設けましょう。
テストを設けて、作業に対する姿勢やクオリティを事前に確認すれば、使えないフリーランスかどうか判断できるからです。
テスト案件用のサンプル作業をあらかじめ用意しておくとスムーズでしょう。
ただテストやトライアルでも、報酬はしっかり払うことが大切です。
その②:フリーランスエージェント経由で発注する
フリーランスは、エージェント経由で探しましょう。
エージェント側には、人材を紹介する側としての責任があるもの。
それを介すことで、クラウドソーシングやSNSで募集するより、使えないフリーランスに当たる可能性を大きく減らせるからです。
フリーランスエージェントは多数ありますが、中でも登録者数・知名度においてNo1のフリーランスエージェント「レバテックフリーランス」がおすすめです。
ポテパンフリーランス:リモート案件と高単価案件が豊富。担当者の質も高い。
レバテックフリーランス:登録者数・知名度においてNo1のフリーランスエージェント。
MidWorks:福利厚生が充実し、良質なフリーランスが揃う。営業やサポートも丁寧。
その③:実績は量よりも質を見る
実績はひとつより、たくさんのものを見せられたほうが、パッと見「おぉ」となりやすいです。
しかしそれほど大きくない実績をたくさん並べ、パッと見の印象をよくしているフリーランスもいます。
「一つ一つすべて目を通せるほど、発注側は暇じゃない」ということをわかっているからです。
使えないフリーランスを避けるためには、面倒でも、実績の中身にはくまなく目をとおすことが大切です。
まとめ:正しく対策して使えないフリーランスを見極めよう
以上、使えないフリーランスに当たってしまう理由、避けるための方法などを紹介してきました。
ひとえにフリーランスといっても、バリバリ仕事をこなす人もいれば、そうでない人もいます。
大切なお金と時間を守るためにも、正しく対策のうえ、使えないフリーランスを見極めてほしいと思います。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。