【現実】クラウドソーシングで月20万稼いだ”後”の話

フリーランスの登竜門としておなじみ、クラウドソーシング。

現在は同じクラウドソーシングでも実に様々なサービスがある。

複数登録し、営業活動に奮闘している方もいるのでは。

このようなツイートをよく見かける。

ゆえにクラウドソーシングで実績を積んでいる人は華やかに映り、嫉妬あるいは妬みの感情を抱いた事がある人も少なくないだろう。

自分は上記のようなツイートをしたことはないが、以前にクラウドソーシングで月20万を達成した。

本記事は、実際にクラウドソーシングで月20万を達成した筆者の、その後の心境を正直に書いたものである。

”月20万”は、達成したんだよな

筆者はクラウドソーシングで実際に月20万を達成し、実績にも「20件」の数字がある。

https://crowdworks.jp/public/employees/3732641?ref=mypage_nav1_account

「クラウドソーシングで見たことある人を、こういう場所で見かけると辛い」という気持ちは痛いほど分かるし共感できますが、それも理解しつつ載せてます。すいません。

もちろん上には上がいるが、これだけ見ると”まぁそれなりに頑張っている人”の部類に入るのではないだろうか。

しかし、がむしゃらに自分の時間を投下すれば月20万は十分に実現可能だ。

問題なのは、それを継続するのが大変ということ。

5月の話。たまたま2件のクライアント様から同時に返事を頂いた。

がむしゃらにデザイン案を作り、がむしゃらにコーディングし…10万円の案件を2件、納品した。

(ちなみに自分は、システム手数料は自分持ち、自分の手取りが10万円を超えるよう設定し提案していた)。

一人で案件の掛け持ちは精神的にきつく、それでも無心でがむしゃらに対応し、5月は20万という報酬を得た。

ところがその翌月の6月、燃え尽きたのか、クラウドソーシングの報酬額は…2万円。

実に10分の1だ。

クラウドソーシングに依存するのはちょっと危険かも

クラウドソーシングに依存するのは危険と思う理由は、下記の通り。

要は長い目で見た時に、ちょっとな…、と思った。

1. 安定しないから(やはり受注は確実なものではない)
2. 手数料等の兼ね合いで、結果的に稼げないから

１． 安定しないから (やはり受注は確実なものではない)

上記で述べた通り、受注は確実なものではない。

そのため、月20万達成出来る時もあれば、仕事が取れなくて出来ない時もある。

それは実績が20～30件あったとしても、だ。

実際、発注者が相手を選ぶにも、実績と評価を重視するか、差し出された金額を重視するか、判断基準も人によって異なる。

２．手数料等の兼ね合いで、結果的に稼げないから

素人玄人、老若男女、皆感じていることだろう。システム手数料は本当に痛い。

「これさえなければ…」と思わずにはいられない。

でも”継続案件”とかあるんじゃないの？

あくまで自分の場合だが、継続案件を受けたことは、ある。

しかし、その継続案件を依頼されたのは20件のうち4件、うち引き受けて収益に繋がったのは2件。

2件断った理由は、自分の仕事の範囲外だったからだ。

内容は下記のとおり。

• データベースとPHPを用いたスクレイピングサイトの制作は出来ますか？
• 別件ですが、Javaを用いた業務システムの実装は可能だったりしますでしょうか？

と言い訳しつつ、実際はビビって「はい、出来ます」が言えなかった(そんなもんだよね)。

だが、これを別件で依頼してくるだけまだいい。

応募内容には一切書いてない仕事を、連絡を取り合ううちに晒してくる、そういう癖の悪い人もいる。

いま、自分が実践していること

クラウドソーシングを卒業すべく、最近自分が実践していること、それは”ウェブ制作会社に直営業”だ。

全国のウェブ制作企業を調べ、サイトを確認し「この会社のサイト制作をしてみたい」と思ったところにメールで”業務委託契約を提案する”だけ。

自分はクラウドソーシングで得た実績や、自作したポートフォリオサイトを武器とし、ここ1週間くらいで20件ほど営業をしているが、現段階ではどの企業からも返事はない。

正直かなり抵抗あるし恥ずかしいが、自分はWeb関連の知り合いが一人もいないし、こうでもやってみないと現状は変わらない(個人的には、”知り合いの紹介”で仕事してる人が、一番羨ましいと思う)。

もし運良くWeb制作会社からお声がかかり受注に至ったら、会社名や内容を伏せた上で、本ブログで発信しようと思う。

まとめ

• 月◯万の達成は、がむしゃらにやれば可能
• 大変なのは、月◯万を”継続すること”
• クラウドソーシングは、なる早で卒業した方がいいかも
• 自分は、Web制作会社に直接連絡し、業務委託契約の営業をしている

クラウドソーシングで案件を獲得し、月の報酬が◯万を達成しても、それを長続きさせられるかという部分が課題。

目先の華やかさ、キラキラに惑わされず、それ以外の収入源も視野に入れ、早いうちに行動するのが得策かもしれない。