エンジニア以外のITの職種って、どんなものがある?
僕みたいな、ITに疎い未経験でもなれるかな。
とお悩みの方へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
IT業界に飛び込むなら、「エンジニア以外で」目指すのもひとつ
— モリ|フリーランスWebライター (@MockRoll) June 26, 2023
営業・サポート事務・テスターとかなら、未経験者や機械が苦手な方でも入れる
その環境に身を置きながら、周りとコミュニケーションをとりつつ勉強を重ね、エンジニアを目指すってのも十分現実的#駆け出しエンジニアと繋がりたい
IT業界に飛び込むなら、「エンジニア以外で」目指すのもひとつ
営業・サポート事務・テスターとかなら、未経験者や機械が苦手な方でも入れる
その環境に身を置きながら、周りとコミュニケーションをとりつつ勉強を重ね、エンジニアを目指すってのも十分現実的
- 未経験からでもIT業界に飛び込み、活躍できるようになります。
エンジニア以外だったらIT業界に行ける?職種や必要スキルを紹介
「エンジニアにはならなくていいけど、IT業界で働きたい」という方は多いでしょう。
また、IT業界にはどんな職種があって、どんなスキルが必要なのか知りたい方も多いと思います。
今回の記事では、エンジニア以外のIT業界の職種をはじめ、必要スキルや向いている人の特徴などをまとめました。
これからエンジニア以外でIT業界を目指す方は、ぜひ参考にしてください。
未経験で機械が苦手でもエンジニア以外ならIT業界に行ける?
結論、エンジニア以外なら、IT業界に行けます。
職種によりますがエンジニア以外であれば、特別なスキルや実務経験は、それほど重要視されないからです。
たとえIT未経験でPCなどの機械が苦手でも、一定のやる気と人柄がアピールできれば、高確率でIT業界に業界に飛び込めるでしょう。
ただし現代においてIT業界は人気で競争率が高いので、相応の差別化は必要です。
その方法は、事象で紹介しています。
IT業界におけるエンジニア以外の職種
エンジニア以外のIT業界の代表的な職種は、以下のとおりです。
その①:IT営業・セールス
その②:データアナリスト
その③:Webマーケター
その④:ITサポート事務
その⑤:経理・人事
その⑥:Webデザイナー
その⑦:テスター
それぞれ詳しく紹介します。
その①:IT営業・セールス
その名のとおり、自社のITサービスを売り込んだり、メリットを伝えて興味をもってもらう仕事です。
ITサービスは基本的に無形商材なので、手にとって実物を見せて紹介することができません。
なのでメリットを伝える立場として、サービスに対する深い理解や知識が必要です。
その②:データアナリスト
膨大な「データ」を分析しながら、企業の課題解決や発展に貢献する仕事です。
過去の膨大なデータを扱うため、データベースを操作する知識、マーケティング思考、分析力などが問われます。
その③:Webマーケター
Webマーケターは、自社のITサービスが「より売れるように施策を考える」職業です。
PV数アップのための対策、適切な広告表示の方法、数字が取れるコンテンツ制作など、サービスの利用促進につなげるのが主な仕事。
企業の業態や扱う商材の種類で、施策が大きく異なってくる点が難しくもあり、やりがいを感じられます。
その④:ITサポート事務
ITサポート事務は、エクセルやワードソフトを活用した資料作成やデータ入力など、「サポート業務」を担当します。
いわゆる「一般事務」のようなポジションですが、ある程度PCを使いこなせる技術力、ショートカットキーを用いた時短テクニックはあった方がいいでしょう。
その⑤:経理・人事
IT業界以外にも存在する、おなじみ経理および人事の仕事です。
IT業界、とくにWeb系の企業は若い人材の出入りが激しいため忙しく、人事などの管理職ポジションは常に人手不足。
また人事はエンジニア以外でも務まりますが、企業によっては育成も並行して行うため、一定の経験が必要になるケースもあります。
その⑥:Webデザイナー
「エンジニア以外のIT職種」と聞いたとき、まず思い浮かべる人も多いであろう、人気の職業です。
主にWebサイトのデザインやアプリケーションのUI/UXなど、見た目の部分を考案します。
ただし以下のような、一定のスキルは必要になります。
- きれいなデザインを作成するための知識
- IllustratorやPhotoshopなどのデザインツールを使える能力
- HTMLやCSSを用いたコーディング力
デザイナーがコーディングを行う企業もあるので、場合によってはエンジニア寄りになることもあります。
その⑦:テスター
エンジニアやプログラマーが書いたコードにバグがないか、テストを行う職種です。
テストするだけでなく、バグの原因の特定や、エラー箇所の報告なども行います。
エンジニアほど高度な技術が必要ないので、未経験者や駆け出しエンジニアが担当することの多い職業です。
エンジニア以外でIT業界に入るための方法
エンジニア以外でより確実にIT業界に入るためには、以下の方法が有効です。
その①:IT関連の資格をとる
その②:プログラミングで成果物を作成する
その③:IT企業の求人にひたすら応募する
それぞれ紹介します。
その①:IT関連の資格をとる
エンジニア以外でIT業界に飛び込むなら、IT関連資格の取得は有効です。
資格を取得するだけのIT知識の裏付けになるうえ、やる気のアピールにもなるからです。
比較的着手しやすく、合格率も高い「ITパスポート」や、「Word/Excel文書処理技能認定試験」などに挑戦してみるのがいいでしょう。
その②:プログラミングで成果物を作成する
確実にIT業界に飛び込むなら、プログラミングでかんたんな成果物を作成してみることもおすすめです。
主な理由は以下のとおり。
- プログラミングに着手することで、論理的思考力が鍛えられるから
- かじったことがあるか否かでも、IT業界での立ち回り方が変わってくるから
一度プログラミングを実際にやってみることで、IT業界に必須の「論理的思考力」が鍛えられます。
またエンジニア以外でも、周りのエンジニアとのコンタクトを要する場面があります。
プログラミングを知ることで、気の利いた立ち回り方ができるようになるでしょう。
参考書や学習サイトで作れる程度のものでいいので、成果物の作成に挑戦するのをおすすめします。
その③:IT企業の求人にひたすら応募する
IT企業の求人に、ひたすら数を打って応募することです。
IT業界は人気も倍率も高いので、落とされること前提に数を打つことがポイントになります。
「受かってから考える」くらいの気持ちで、積極的に数を打ちましょう。
ちなみにIT業界の求人なら、求人数や求人の質ともにマイナビジョブ20’sが優れています。
エンジニア以外でIT業界に入るために必要なスキル
エンジニア以外でIT業界に入るなら、以下のようなスキルが問われます。
その①:コミュニケーション能力
その②:問題解決能力
その③:論理的思考能力
その④:マネジメント能力
それぞれ解説します。
その①:コミュニケーション能力
「人間よりパソコンを相手にする時間のほうが長い」と思われがちなIT業界ですが、実際コミュニケーションが取れないと仕事になりません。
ましてやIT営業などの職種に就くなら、顧客との信頼を築ける高いコミュニケーション能力が必要になります。
その②:問題解決能力
問題解決能力も、エンジニア以外のIT業界では求められます。
根本となる問題の本質を探り、解決までの具体的なアクションを考え、実行できる能力は、IT業界に従事するならもはや必須のスキルでしょう。
その③:論理的思考能力
エンジニア以外でも、IT業界には論理的思考力が求められます。
クライアントの要望など、難しく抽象的なものごとを筋道立てて考え、解決に導く力は、いまやビジネスパーソンとして必須と言っても過言ではないでしょう。
その④:マネジメント能力
エンジニア以外でIT業界を目指すなら、マネジメント能力も求められます。
マネジメント能力とはいわゆる「管理能力」のことであり、営業などの多忙な業務を遂行する上で重宝します。
また人事など、人を育てたり、方向性を示してあげるようなポジションでも必要になるでしょう。
IT業界に向いている人の特徴
IT業界に向いている人は、以下のような特徴をもちます。
その①:目の前の課題に本気で向き合える人
その②:学習意欲が高く知識のアップデートが好きな人
その③:何事も効率を重視して考えられる人
それぞれ見ていきましょう。
その①:目の前の課題に本気で向き合える人
目の前の課題に向き合える人は、IT業界に向いています。
そもそもIT業界の存在意義は、「課題解決」です。
課題を当たり前化し、向き合おうとしないタイプの方は、IT業界では長続きしない可能性が高いです。
その②:学習意欲が高く知識のアップデートが好きな人
学習意欲が高く、知識のアップデートが好きな人も、IT業界向きと言えます。
IT業界は日々とめどなく新しいトレンドが生まれるうえ、アップデートも頻繁に行われます。
新しいものが好きで、それに合わせて自分の知識もアップデートすることは、IT業界には必須と言っていいでしょう。
その③:何事も効率を重視して考えられる人
IT業界に向いている人の特徴として、なにごとも効率を重視して考えられる人も挙げられます。
エンジニア以外でIT業界にいるなら、効率重視でテキパキとタスクをこなせないと、日常業務でもたつきが発生します。
「1分1秒でも削れるところは削る」くらいの気持ちで、ショートカットキーを覚えたり自動化を習得するなど、貪欲に効率化を図ることが大切です。
まとめ
以上、エンジニア以外でIT業界に飛び込むために、必要なスキルなどを紹介しました。
記事の内容をまとめると、以下のとおりです。
- エンジニア以外の職種には、営業、マーケター、事務、経理などがある。
- エンジニア以外でIT業界に入るなら、資格取得や成果物作成が有効。
- IT業界は人気も倍率も高いので、数を打つことも大切。
- コミュニケーションや問題解決、論理的思考、マネジメント能力必要。
- 課題に本気で向き合えたり、知識のアップデートができる人は向いている。
未経験でも機械が苦手でも、エンジニア以外ならIT業界に足を踏み入れることは十分可能です。
必要スキルを磨き、対策を行い、IT業界で活躍できるよう頑張ってほしいと思います。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。