AIがどんどん普及してるし、今後IT業界はどうなるんだろう。
エンジニアとして生き残っていくには、どうしたらいい?
とお悩みの方へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
変化の早いIT業界で生き残るなら、以下を学ぶのがおすすめ
— モリ|フリーランスWebライター (@MockRoll) May 31, 2023
・AI関連のプログラミング
・自然言語処理(NLP)
今後AIは、IT業界のみならず、公私ともに必須のインフラになる可能性が高い
上記を押さえておくと、色んな場面で役立つので、勉強して損はない#駆け出しエンジニアと繋がりたい
変化の早いIT業界で生き残るなら、以下を学ぶのがおすすめ
・AI関連のプログラミング
・自然言語処理(NLP)今後AIは、IT業界のみならず、公私ともに必須のインフラになる可能性が高い
上記を押さえておくと、色んな場面で役立つので、勉強して損はない
- IT業界の今後のトレンドや将来性がわかります。
- IT業界で生き残り、長く活躍できます。
変化の早いIT業界で生き残るには?今後のトレンドも紹介
ここ最近、急激に発展を遂げているChatGPTをはじめ、IT技術の進化はとどまることを知りません。
そんな移り変わりの激しい時代の中で、IT業界で生き残っていけるか不安に思う方も多いでしょう。
今回の記事では、IT業界で生き残っていくための術のほか、これからのトレンドや、より成長していくための方法をご紹介します。
変化の早いIT業界で生き残る術
変化の早いIT業界で生き残っていく術はいくつかありますが、代表的なものとしては以下のとおり。
その①:最新のトレンドや動向に興味をもつ
その②:最新の技術や言語へ知識をアップデートする
その③:自然言語処理(NLP)を学習する
それぞれ解説します。
その①:最新のトレンドや動向に興味をもつ
IT業界で生き残るには、最新の業界動向やトレンドに興味をもつことが重要です。
IT技術は日に日に進化を遂げているため、常にアンテナを張らないと、ついていくのは困難だからです。
いまやSNSやニュースサイト、YouTube動画など、情報源はたくさんあります。
「IT従事者こそ、最新の情報がすべて」と言っても過言ではありません。
その②:最新の技術や言語へ知識をアップデートする
最新技術や言語へ知識をアップデートすることも、IT業界で生き残る術のひとつです。
いくらトレンドを追ったところで、それを自分のものにできなければ意味はありません。
トレンドの言語や技術を知ったら、ひとまず触ってみる好奇心が大切となります。
その③:自然言語処理(NLP)を学習する
自然言語処理(NLP)の学習も、IT業界で生き残る術として挙げられています。
現代ではChatGPTをはじめとする「AI」の発展が目まぐるしく、あらゆる業界、さらには自治体の利用にまで広がっている現状です。
そのため、これからは「AIをより効果的に使いこなす技術」が必須。
そして、より効果的にAIを使うため、自然言語処理の概念や考え方を身につけるのは非常に有効でしょう。
IT業界は今後どうなる?
IT業界の今後の動向について、予測が濃厚とされていることとしては、以下の2つです。
IT業界のさらなる人材不足が懸念される
AIが必須のインフラになる
それぞれ見ていきましょう。
IT業界のさらなる人材不足が懸念される
IT業界はこれから、全体的にさらに人材不足が進むでしょう。
経済産業省のデータによると、2025年には約43万人ものIT人材が不足すると考えられています。
IT業界やエンジニアの人気は年々上がっているものの、需要がそれを大きく上回っているからです。
さらに、これから人口減少や少子高齢化の課題も進みます。
ただ一方で、需要が減っているIT技術や言語があることも事実。
現状のトレンドを正しく把握し、需要のある技術を学んでいく姿勢が必要です。
AIが必須のインフラになる
AIは今後、生活や仕事に欠かせない「必須のインフラ」になるでしょう。
現状、AIはすでにIT業界のみならず、
- 自動車の自動運転
- スポーツの審判補助
- サービス業界の受付
- 自治体の問い合わせチャットボット
など、あらゆる場面で活用されています。
今後は運転手不要の自動車や、無人の店舗などが増え、AIがより生活に浸透することが見込まれています。
そのため、前述した自然言語処理(NLP)や、AI関連のプログラミングの知識は、あらゆる場面で汎用的に役立つものとなるでしょう。
2023年のIT業界のトレンドは?
2023年現在、IT業界のトレンドとなっているのは、以下のとおり。
それぞれ紹介します。
その①:AI
2023年のITトレンドの真っ直中にあるのは「AI」です。
2023年以前からも、もともと
- スマートスピーカー
- iPhoneのSiri
- 自動運転
など、あらゆる用途で活用されていました。
そんな中で「ChatGPT」が登場したことで、AIの知名度と注目度がより確かなものになっています。
ChatGPTは質問によってGoogle以上の精度が期待できるため、さまざまな活用方法が試行されている現状です。
その②:AR/VR
AR(拡張現実)およびVR(仮想現実)も、2023年のITトレンドとして代表的な存在でしょう。
AR(拡張現実)は、ポケモンGoのような、実際にある空間を拡張する技術。
一方のVR(仮想現実)は、メタバースのような、実際にはない仮想の空間をつくる技術です。
ARはポケモンGoのみならず、たとえば家具や車をAR空間に設置できるため、購入せずともサイズ感や雰囲気を確認できることで役立っています。
またVRゴーグルを用いる「メタバース」も現在進行系で進化を続けており、今後の発展に目が話せません。
その③:IoT
2023年のトレンド技術として、「IoT」も挙げられます。
IoTは「Internet of Things」の頭文字をとった造語であり、日本語に訳すと「モノとインターネット」という意味になります。
その名のとおりモノにインターネットを加える技術のことで、たとえば
- スマホでオンオフや温度設定ができる「エアコン」
- アプリで走行距離や時間を確認できる「自動車」
- 天気やニュースを教えてくれる「スマートスピーカー」
- アプリで磨いた箇所やかけだ時間を把握できる「電動歯ブラシ」
など、他にもさまざまなものがあります。
本来「ただのモノ」だったものがインターネットにつながることで、より生活が便利になるため、現在進行系で活用場面が広がっています。
IT業界は将来性がない?
AIの普及で、逆にIT業界は将来性がないのでは?
という疑問や意見があることも事実。
しかしながら、IT業界は全体で見れば将来性が非常に高いです。
いま猛威をふるっている「AI」も、結局は人間がプログラミングで作ったものにすぎません。
AIをさらに進化させていくにも、おなじく人間のエンジニアによる作業が不可欠。
ITのみならず、いろんな業界で活用がさらに広がっていくことは間違いありません。
そのため、将来性は非常に高いと考えて差し支えないでしょう。
IT業界でも将来性が危うい職種もある
ただIT業界でも、中には将来性が危うい職種があることも事実です。
将来性が危うい職種とは、以下のとおり。
- レガシーシステムを使い続けている企業
- 下請け業務が中心のSES・SIer
- テスターやデバッグを専門に行う人
レガシーな技術を使い続けている企業はまだまだ多いですが、将来性の観点で見ると安定とは言い難いです。
IT業界は流行りも早ければ廃りも激しく、たとえばCOBOLやPerl言語の求人は今やめったに見ません。
また指示どおりの業務のみこなす「SES」や「SIer」、テスターなどの単純作業を行う方も、仕事がAIに代替される可能性が高いとされています。
IT業界でより成長していくためにやること
IT業界でより成長していくためにやることとは、大きく以下のとおりです。
その①:上流工程を経験する
その②:AI関連のプログラミングを学ぶ
その③:人間ならではの創造性を磨く
その④:コミュニケーション能力を磨く
その⑤:論理的な文章力を身につける
その⑥:転職する
それぞれ見ていきます。
その①:上流工程を経験する
IT業界で成長するには、上流工程を経験するのがいいでしょう。
理由は、以下のとおり。
- 「総合的な視点」をもてるようになるから
- 問題解決能力が鍛えられるから
- コミュニケーション能力の裏付けになるから
システム開発プロセスの全体を理解できるため、あらゆるできごとを俯瞰して見れるようになります。
また問題解決能力やコミュニケーション能力など、経験値としてアピールできる材料が多いです。
上流工程の経験は、IT従事者なら目指すべきでしょう。
その②:AI関連のプログラミングを学ぶ
IT業界での成長を狙うなら、AI関連プログラミングの知識も必要です。
AIは今後、生活に必須のインフラになることが見込まれています。
つまりIT業界のみならず、さまざまな業界や私生活でも役に立つ知識となります。
AIプログラミングは、学んでおいて損はないでしょう。
その③:人間ならではの創造性を磨く
人間ならではの創造性も、これからのIT業界で成長していくために欠かせません。
ある程度正解のある仕事や、パターン化されたルーチンワークは、AIに代替される可能性が高いからです。
そのため、磨くのであれば
- AIそのものを開発するプログラミングスキル
- 良質なデザインを生み出すスキル
などがおすすめです。
その④:コミュニケーション能力を磨く
IT業界での成長に、コミュニケーション能力は欠かせません。
どんなにAIが発展して便利になっても、仕事の相手は結局人間です。
- 細かなニュアンスを汲み取ったり
- 困ったときに助け合い、励まし合ったり
- 相手の心を傷つけないよううまく交渉したり
といったコミュニケーションは、AIは絶対にマネできません。
その⑤:論理的な文章力を身につける
論理的な文章力も、IT業界での成長に必要なスキルといえます。
いまやChatGPTがきれいな文章を生成してくれますが、論理性には欠けています。
たとえば、質問の内容に対して的はずれな回答を返したり、誤情報を返したり、といった具合です。
まだまだ日本語における文章能力は、IT業界においても需要があると見て差し支えありません。
その⑥:転職する
IT業界で成長をもくろむなら、転職することもおすすめ。
転職には、以下のメリットがあるためです。
- 手っ取り早く年収を上げられる
- 経験値となり、スキルの幅も広がる
IT業界で活躍するエンジニアは、もはや「転職が当たり前」とまで言われることもあります。
スキル・年収の双方で成長を狙うなら、転職も視野に入れることが大切です。
関連記事:エンジニアは転職して当たり前だけど、繰り返せば不利になる
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まとめ
以上、IT業界で生き残る術をはじめ、トレンドや今後について解説してきました。
記事の内容をまとめると、以下のとおりです。
- 生き残るには、トレンドや動向に興味をもつこと
- 知識のアップデートや、自然言語の習得が必要
- 2023年のトレンドは、AI、AR/VR、IoT
- IT業界は今後も安定して将来性が高い
- 成長のためには、上流工程の経験やコミュ力、文章力が大事
IT業界は今後も安定して将来性が高いですが、相応の努力をしなければ、生き残るのが難しいのも事実。
業界動向にアンテナを張り、需要のある知識を効率よく学んでいくことが大切です。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。