teratailで質問したら、なぜか説教された。
初心者なんだし、もう少し優しくできないのかな。
と傷ついている方へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
Teratailで質問するなら下記2点は必読。
— モリ|Web系フリーランス (@MockRoll) December 30, 2021
Teratail公式「質問のヒント」と「推奨されてない質問」。https://t.co/aSq3c5mtz2https://t.co/I7fSqm60Rp
回答専門の人は「これホント質問する人全員に読んで欲しい」と思ってる。
これ読まずに質問すると、待ち受けるのは説教じみた返事かも(経験あり)。
Teratailで質問するなら下記2点は必読。
Teratail公式「質問のヒント」と「推奨されてない質問」。
https://teratail.com/help/question-tips…
https://teratail.com/help/avoid-asking…回答専門の人は「これホント質問する人全員に読んで欲しい」と思ってる。
これ読まずに質問すると、待ち受けるのは説教じみた返事かも(経験あり)。
- あなたがteratailで説教される理由がわかります。
- 今後、teratailで説教されなくなります。
- teratailで説教じみた回答をする人の考えとして、参考になります。
なぜ?プログラム初心者がteratailで説教される理由【対策も】
プログラミングで行き詰まったところを文章にして説明するのは、難しいですよね。
僕も初心者のころteratailで説教を受けた経験があるので、気持ちはとてもわかります。
説教系の返事は初心者にとってやっぱり怖いし、いじめを受けた気分になるもの。
ただ、どんな質問者にもいっさい悪気はないものの、回答者を悩ませ、困らせる原因があることも事実です。
本記事では、以下をまとめています。
- プログラミング初心者がteratailで説教される理由
- その対策
まずは理由から紹介します。
teratailで説教される理由3つ
プログラミング初心者がteratailで説教されてしまう理由は、大きく以下3つです。
その①:状況が説明しきれていない
その②:自分で調べず、受け身
その③:質問の趣旨がズレている
それぞれ解説します。
その①:状況が説明しきれていない
まず説教される理由としていちばん多いのが、「状況を説明しきれていない」です。
長ったらしいコードと、出てきたエラー内容だけを提示しても、ベストな回答は得られません。
「状況」とは、具体的に以下のようなものです。
- どのようなプロジェクトで
- どのようなテンプレを使ってるのか
- 最初どのように設定したのか
- バージョンは何になっているか
また開発環境や使っているOSによっても、回答は全く異なります。
初心者であればあるほど、こういった「状況」の説明が不足します。
その②:自分で調べず、受け身
自分で調べずただ受け身であることも、説教される理由のひとつです。
初心者なりにいろいろ解決のためにググっているのはわかります。
しかし残念ながら、質問の具体性に欠けていると「ただの受け身」と捉えられてしまいます。
もっというと「解決のための努力」のレベルが低いということです。
ひとえに「いろいろ試した」といっても、基礎の部分の知識が欠落していれば、試した努力はたかが知れています。
そうなると質問は具体性に欠けます。
結果、本人にその気がなくとも「受け身」と捉えられ、説教されます。
厳しいようですがその場合、teratailで質問するより先に、体系的に学び直す必要があります。
その③:質問の趣旨がズレている
「それ、teratailでする質問じゃなくね?」みたいな質問は説教の対象になります。
具体的には
「おすすめの言語を教えて下さい」
「おすすめの書籍を教えてください」
のような質問です。
要するに「プログラミングとは関係ない質問」。
中国語スクールの先生に「おすすめの言語を教えて下さい」って聞いているようなものです。
teratailはプログラミングに関する問題や悩みを解決するサイトです。
技術に関係ない質問をすると、またたく間に説教の対象になります。
以前の記事、【未経験エンジニア特化】おすすめ転職サイト・転職エージェント7選も参考にどうぞ。
説教されないための対策4つ
説教されないようにするため、ぜひやって欲しい対策が4つあります。
その①:質問の前に、自分でできる事は全て試す
その②:質問する時のヒントをよく読む
その③:teratail内で質問を調べてみる
その④:初心者マークをつけ、あとは初心者って言わない
それぞれ解説します。
その①:質問の前に、自分でできることは全て試す
teratailで質問する前に、自分でできることは全て試しましょう。
自分でできることを全て自分で試してみることで
- 試したことをちゃんと説明できる
- 質問をよりピンポイントにできる
といったメリットがあるからです。
「試したことをちゃんと説明できる」とは、以下が説明できる状態をいいます。
- 何をしようとして(作ろうとして、動かそうとして)
- どんな環境で
- どんな結果を期待して
- どういう事を試して
- どんな結果を得られて(得られなくて)
- どういう風に困っていて
- 今どうしたいのか
- 参考にして試した参考書やウェブサイト
「何がわからないかわからない」
「どこから手を付けていいかわからない」
このような状態では、質問の内容を具体的にはできません。
その状態で質問しても、説教されるだけです。
その②:質問する時のヒントをよく読む
teratail公式の「質問するときのヒント」をよく読むことをおすすめします。
以前teratail回答専門者の方が、ブログで
「質問するときのヒントは、本当に、質問する人全員に読んでほしい」
と発信していました。
「質問するときのヒント」には、それくらい回答者が欲していることが網羅されています。
そのため、質問する前に一読することをおすすめします。
読むのがめんどくさい気持ちは痛いほどわかりますが、それを怠ると待ち受けるのは説教です。
ついでに、こちらの「推奨していない質問」も質問の前に一読ください。
「あなたの質問が説教に該当するかしないか」がわかるはずです。
その③:teratail内で質問を調べてみる
質問する前に、あなたと同じ悩みをもった方が、すでに質問をしていないか調べてみることも大切です。
teratailのページに「キーワードで検索[タグ名]」という検索窓があります。
そこに、今悩んでいるキーワードを打ち込んで検索してみてください。
例えば、C#で以下のエラーが出たとします。
プログラムは、エントリポイントに適切な静的’Main’メソッドを含んでいません。
この場合、いったん上記をそのまま検索窓にコピペして検索してみましょう。
それだけでも、いくつかの質問と回答が出てきます。
また、それに対する回答を見れば
これ、質問に値することじゃないかも…
という察しもつきます。
まず、あなたが悩んでいることをteratail内で検索してみてください。
あなたと同じ悩みをもった人は、意外と多いものです。
その④:初心者マークをつけ、あとは初心者って言わない
teratailの質問の打ち込み画面にて、初心者マークをオンにしましょう。
質問を入力する画面の左上にモノクロの初心者マークがあるので、それを押せばOKです。
質問を公開したあとでも付けることができます。
そして初心者マークをつけたら、これ以上初心者アピールしないことが大切です。
teratailに限らずですが、初心者アピールはいい印象を与えないからです。
初心者アピールしたほうが、お手柔らかに見てくれるでしょ。
と勘違いしているそこのあなた。逆です。
マウントをとられるし、ナメられます。
初心者マークだけをさりげなくつけ、あとは「初心者です」と言わないようにしましょう。
説教じみた回答は、職業柄
teratailで説教じみた回答をする理由は、職業柄です。
エンジニアは、細かいことを気にする職業だからです。
- 何をしようとして
- どんな環境で
- どんな結果を期待して
- どういう事を試して
- どんな結果を得られて(得られなくて)
- どういう風に困っていて
- 今どうしたいのか
などふつうの人以上に、論理性や具体性にこだわります。
うわ、細けぇ~…。
って思うかもしれませんが、エンジニア界隈では当たり前なのです。
でもそれくらい、「あなたの悩みを解決するためにまじめに考えてくれている」わけです。
あまり回答者ばかりを悪者扱いしないよう、注意しましょう
弱いものいじめのような扱いを受けたら、teratailから離れよう
とはいえですが、やはり意地悪な回答者が存在するのも事実です。
複数人の回答者から「弱いものいじめ」のような扱いを受けたら、teratailの使用は控えましょう。
回答者は、質問者が
- teratailを使ったことがない
- 質問することに慣れていない
- プログラミングに慣れていない
みたいな人だとわかったうえで、説教じみた回答をしています。
要するに、ただマウントを取りたい「教えたがり」も一定数いるということです。
質問に原因があるのも事実なのかもしれません。
しかし言わずもがな、あなたのメンタルの方が大切。
あまり説教を真に受けないよう、注意が必要です。
シャクにさわっても、お礼は言うこと
説教じみた回答でシャクにさわっても、お礼はちゃんと言いましょう。
あなたの気分がよくなろうが悪くなろうが、です。
回答者はあなたに対し、お金にならないボランティアをしています。
貴重な時間を割いて、一生懸命タイピングし、かまってくれていることに変わりはありません。
「ありがとうございました」の一言だけでもOKです。
謙虚な姿勢をもつようにしてください。
相手に苛立つのではなく、自分がもっと成長しましょう。
相手にああだこうだ反論するのはもってのほか。
そんなことしても相手は変わらないし、時間のムダです。
まとめ
以上、「なぜ?プログラム初心者がteratailで説教される理由3つ【対策も】」でした。
teratailは使い方によっては、無料で的確な答えを得ることができる優良なサービスです。
しかし初心者の方々にとっては、少し座敷が高いことも事実。
一度質問して説教されてしまっても真に受けず、質問レベルと共に自分の技術を磨きましょう。
teratailでまともな返事が返ってくるようになれば、あなたのエンジニアとしてのレベルは確実に上がっているということです。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。