フリーランスと会社員って、結局どっちがいいんだろう?
「フリーランスは最高、会社員はもう終わり」とかって言われてる。
今後の時代を考えるとフリーランスの方がいいのかな。
といったお悩みをもった方へ向けた記事になります。
先日のツイートです。
フリーランスと会社員どっちがいいか議論されることがしばしばありますが
— モリ|Web系フリーランス (@MockRoll) February 21, 2022
フリーランスや会社員はあくまで「状態」なので、別にどっちでもよくて
それに迷うより
・どんな仕事をしていきたいのか
・何をしてる人になりたいか
にこだわって、成果を出すための術を考える
その方が将来的に成功しそう
フリーランスと会社員どっちがいいか議論されることがしばしばありますが
フリーランスや会社員はあくまで「状態」なので、別にどっちでもよくて
それに迷うより
・どんな仕事をしていきたいのか
・何をしてる人になりたいか
にこだわって、成果を出すための術を考えるその方が将来的に成功しそう
- 「フリーランスと会社員がどっちがいいのか」という議論は無意味なことがわかります。
- 自分が属している組織や状態に誇りを持ち、仕事をしていけるようになります。
フリーランスor会社員どっちかよりも、仕事の内容の方が大事です
タイトルにもあるとおりですが、フリーランスか会社員どっちがいいかよりも、仕事の内容の方が大事です。
フリーランスか会社員かというのは、結局のところ、あくまで状態でしかないからです。
例えば「テレビ局のアナウンサー」と、「フリーアナウンサー」。
テレビ局のアナウンサーはテレビ局の看板を背負っているため一見ステータスは高そうに見えますが、テレビ出演自体少なかったり、ローカル系の小さな番組にしか出演しない人もいます。
一方、フリーアナウンサーはテレビ局という「会社」に属していないので一見ステータス的には微妙ですが、全国テレビによく出演、女優のほかラジオなど引っ張りだこ、という人もいます。
上記の例でいうと、おそらく多く稼いでいるのはフリーアナでしょう。とはいえ有名がゆえのアンチや批判による精神状態なども考慮すると、安定した地位と収入を得ているのは局アナといえます。
このようにどちらがいいか悪いかではなく、結局「何をしている人か」の方が重要なわけです。
どちらの武器を装備するか
会社員とフリーランスにはそれぞれにメリットとデメリットがあるので、一概に「どちらがいい」とは言えません。
しかしどちらの働き方を選んでもそれぞれに、「強み」として活かせる武器があります。
会社員の武器とは
会社員の武器は、「会社の看板を使える」ことです。
例えば、「はじめましてのメール」の中で以下のような文章があったとします。
- 「フリーで活動している佐藤と申します。」
- 「〇〇株式会社営業部の佐藤と申します。」
このような文章をパッと見た時まずどちらが信用できるかというと、圧倒的に後者だと思います。
メールを受けた人に対し「会社の看板を背負っているんだし、いい加減なことはまずしないでしょ」という先入観を与えることができるからです。
まして、大きく有名な会社の看板であればあるほどその傾向は顕著になり、「逆にクライアントの方が頭を下げる」なんてことも起こってしまいます。
よほど実績豊富で知名度あるフリーランスであれば話は変わってきますが、とはいえそのポジションに達するには相当の努力や時間、そして運が必要です。
ビジネスは基本的に「信用」で成り立ちます。
会社の看板を使うことで「信用」や「人脈」が手に入るのは、かなり大きいです。
フリーランスの武器とは
フリーランスの武器は、「時間を有効に使える」ことです。
例えば会社員の場合、
- 毎日、出勤や退勤のための時間がかかる
- 無意味と思わしき会議や朝礼でも、参加を強要される
- 仕事を早く片付けても、その分早く帰れることはない
このように、自分が望まないことにも時間を割かなければならないのが辛いところです。
一方フリーランスの場合、上記のようなデメリットはありません。
仕事が早く終わったら、資格の勉強や、筋トレ、読書など…自分にとって意味のあることに全ての時間を投下できます。
それをするにあたって周りの目を気にしたり、気を遣う必要も一切ありません。
「時は金なり」ともいうように、人生の幸福度や仕事の成果を上げるために「時間」はかなり大きな要素になります。
インフルエンサーに騙されないこと
昨今ではフリーランスになることを強く推奨するインフルエンサーが目立ちます。具体的には、
- フリーランス最高!
- 時間を自由に使えるのが最高!
- フリーランスにならない理由がわからない!
といった具合です。
しかし、これらのインフルエンサーの言うことを鵜呑みにしてはいけません。
その手の影響力のあるインフルエンサーは「フリーランスになったから成功した」わけではありません。
その他の事業やサービスで成果を出し、人に何らかの価値を提供できたから成功したのです。
ところが、フリーランスになるメリットばかり全面に出て、事業をがんばることや成果を出すことは二の次になってしまっている印象です。
フリーランスになって、事業や価値提供をがんばるからこそ、成果が出て自由になれます。
もしくは、事業である程度成果を出すからこそ、フリーランスになってさらに稼げるようになれます。
「フリーランスになる」ことばかりをゴールにしていると、痛い目みます。
インフルエンサーに騙されないようにしましょう。
人の芝は青い。でも自分ごとになると大変。
基本的に人間はないものねだりをする生き物。
なので「隣の芝生は青く見える」のは誰にとっても自然なことです。
しかし会社員とフリーランスどちらを選ぼうが、自分ごとになると結局大変です。まずそれを念頭においておくべきです。
結論、会社員とフリーランスどちらがいいか、正解はありません。
人それぞれ実現したい目的や、妥協できるポイントは異なります。
- 自由とか時間を犠牲にしてでも、会社の看板を背負い、信用や人脈形成に重きを置くか
- 会社の看板がなくなった途端に信用が消えるのも覚悟しつつ、自分の時間を最大限に確保するか
自分が我慢できないことや、譲れない条件などを冷静に整理した上で、選択しましょう。
それに何度も言うようですが、フリーランスか会社員かどちらが正解か考えるより「どんな仕事をしていきたいか」に重きを置くことの方が重要です。
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以上、「フリーランスor会社員どっちかよりも、仕事の内容の方が大事です」でした。
フリーランスや会社員は、あくまで状態です。
なのでそれよりもどんな仕事をしていきたいかにこだわり、成果を出すためにどうするべきかを考えることこそが、成功への近道といえそうです。
1992年生まれ|2020年10月フリーランスとして独立|Web制作、SEOライティングを軸に活動中|接客→生産管理→システム開発会社→現在|モリブログ運営。Web制作、フリーランスジャンルを中心に更新中。PV数は年間14万人以上||温泉、旅行、甘いものが好き。